「リリ、どうしたんだ?」
「今日のわたしは、リリ先生です」
「ん???」
「一緒に試験勉強しましょう」
「そういううことか。うーん、いっか。じゃあ始めよう」
「はい」
→ → → → →
「で、わかったのは数学や物理なんかの理系は助かった。
でも、国語や英語なんかの文系は壊滅だな」
「むー、日本語が難しすぎるんです」
「英語もだし」
「言語なんて聴いてればなんとなくわかるものじゃないですか」
「ああ、スピリチャル系か」
「?」
「言葉を理屈で理解する論理系と、感覚で理解するスピリチャル系がいるらしい」
「へー」
「で、スピリチャル系は赤ちゃんが代表例な」
「む!私は赤ちゃんじゃないですよ」
「例だから」
「でも赤ちゃん、、、」
(ご主人が?赤ちゃん!?・・・ムフ、ありです)
「悪かったから、そんな見詰めんな」