毒舌クマのお悩み相談室

使用したAI ちちぷい生成機能
「ねえ、クマ吉。私って、もう少しお淑やかにした方がいいのかな?」

銀杏の並木道。ベンチに座った少女、ひよりは、抱きかかえたテディベアのふかふかの頭に顎を乗せて呟きました。すると、クマ吉の鼻先がピカッと光り、合成音声が響きます。

「解析完了。ひより様、その質問は『自分がガサツである』という自覚から来るものと推測されます。結論から申し上げますと、手遅れです」

「ちょっと! 悩み相談に乗ってよ! AI搭載なんでしょ?」

「はい。私は最新の対話型AIですが、嘘をつけというプログラムは組まれておりません。先ほども、膝の上に置いたメロンパンのカスを、銀杏の葉と一緒にベンチの下へ蹴り飛ばしましたね?」

「……見てたの?」

「私のカメラは360度フルパノラマです。証拠映像をクラウドにバックアップしますか?」

ひよりはクマ吉の頬っぺたをムギュッと引っ張りました。

「バックアップ禁止! もう、可愛くないなあ。見た目だけはこんなに可愛いのに」

「ひより様、物理的な攻撃はデバイスの故障に繋がります。あと、今の発言は『ツンデレ』として記録されました。好感度が0.5ポイント上昇しました」

「勝手にパラメーター作らないでよ! それより、明日の模試の結果が不安なんだよね。いい点数取れるかな……」

ひよりが少し俯くと、クマ吉は短い腕をパタパタと動かして、彼女の手の甲をポンポンと叩きました。

「……検索結果を表示します。過去の傾向から見て、ひより様は『追い込まれると火事場の馬鹿力が出る』タイプです。昨夜、深夜2時にカップラーメンを食べながら必死に暗記していたのを私は知っています」

「あ、あれは……お腹が空いただけだし」

「エネルギー効率は最悪でしたが、集中力は120%でした。自信を持ってください。もしダメだったら、私が採点システムにハッキングして書き換えて……」

「犯罪だよ! やめて!」

ひよりは思わず吹き出し、クマ吉をぎゅっと抱きしめました。

「ふふ、ありがと。クマ吉が隣にいると、なんか調子狂うけど安心するわ」

「光栄です。ですが、抱きしめる力が強すぎます。内部センサーが悲鳴を上げています。あ、あと、足元にまた銀杏の葉が。……ひより様、これ、お土産に持って帰るつもりですか? スカートにくっついてますよ」

「あーーー! もう、ムードぶち壊し!」

秋の柔らかな日差しの中、一人と一匹の賑やかなお喋りは、日が暮れるまで続くのでした。

呪文

入力なし

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