実話不思議な話「台形のUFO」

A-EYE先生の企画、未確認飛行物体襲来！に参加します。

信じて頂けないと思いますが、私はUFOを見たことがあります。それも親子で。

中学生の頃です。庭に出ていた母親に呼ばれたので私も庭に出ました。そうしたら母はびっくりしたような変な顔で空を指さしているのです。
「なんだろうあれ」
空には黒い台形の何かが浮いていました。高さはマンションでいうところの４～５Fくらいのところでしょうか。
黒い丸いでっぱり(窓？)があり、斜めに回転していました。
びっくりして私も母と同じくそれをただ眺めていました。人間は脳で処理できないものを目撃するとフリーズしてしまうことを知りました。数分親子でぼーっとそれを見ていたと思います。
しばらくすると、その台形は音もなく水平に移動しだしました。ここで正気に返った私は「写真を撮ったほうがいいんじゃないか？」と思い屋内のポラロイドカメラを取りに行ったのですが、緊張のあまり転んでしまいました。もたついている間に台形は飛び去ってしまいました。そのあと飛行機が通って行ったのですが、台形はその何倍もの速度で飛行していたことを知りとても驚きました。

このことは母親も覚えており、たまに思い出しては未だに「あれはなんだったんだろうね」と話します。
不可解なのは、私と母でUFOの見た目に相違があることです。私は台形とお話ししましたが、母は「まん丸」というのです。一体、我々親子がみたあれはなんだったのでしょうか…

思うに、私の住処は米軍基地の近くなので「宇宙人のUFO」ではなく「米国の何か」だったのではないかと思います。この体験から、UMAやUFOを目撃した系の話で「なんで写真撮らないんだよ！噓松！」という突っ込みをしなくなりました。みんなびっくりして体硬直しちゃってるんだと思います。

ガラケーもなかった時代の話です。今のようにスマホがあったら動画に収められたのかな。

誓って嘘は吐いていません。