絶望結社NK 十戒幹部 第十汝 魔道女帝 カムラン・グレゴリオ

カムランはかつて、グレゴリオ魔道帝国の皇帝であった。しかし、天使や神は闇なる者、奇跡紛いの者を使ったとして、裁きを下す。後に『グレゴリオの悲劇』と呼ばれる大虐殺が、天使と神によって実行される。カムランたち、帝国の魔道師は抗うものの、彼らの圧倒的な力の前に、ひれ伏し、服従することとなる。地下牢に繋がれたカムラン、同胞たちが次々と餓死してゆく中で、彼女は骨になっても彼らに復讐と絶望を与えることを決意する。
『隣人の財産を欲してはなかれ』
このルールを壊すために、魔法を求める
貪欲に…、暗き心の闇が沸々と漆黒の業火へと変わってゆく。

「殺、殺、殺、呪、呪、呪、闇、闇、闇、汝の敵、暗き闇の底より…求めし者…今、ここに現れん、我の絶望を、汝に与えん、汝、世界を破壊せよ、悲しみを世界に示せ…サモン・カース・インフィニティ…倒せ、殺せ、祝福など、ない、絶望の歌を」

すると、門番の天使が槍を彼女の喉元に向ける

「貴様、この期に及んでまだ、抗う気か」

「ふっ、私はただ、詩を歌っているだけだよ、いいじゃないか…神や天使は讃美歌を歌われるのは好きだろう」

「主を愚弄するな！」

すると、魔方陣が展開され、
魔物たちが現れる。

「てってきしゅうだ！」

天使たちは混乱する。
外からは爆音と轟音が、激しい揺れとなって、伝う。
そして、天使たちの悲鳴とたおれる姿を見る。
倒した相手の姿さ黒いローブに覆われていた。顔の一部は骸骨となっており、
人ではないことが伺えた。だからこそ、
彼女はその人物に力を貸そうと思った。

「君が、カムランかい…」

「あぁ、貴方の名前は…」

「無銘之者」

そして、現在…
戦場、今は亡きグレゴリオ帝国跡地にて
天使と戦争をしている。
カムラン・グレゴリオは魔方陣を展開する

“Summoned followers, you will dye your power in the dark. Eternity brings chaos and evokes sorrow in the dark earth. Come on, despair, let your strength destroy the world and cause sorrow”

亡き父、亡き母、亡き兄弟姉妹、亡き民、亡き同胞そして、今は亡き十戒幹部十戒
爆道烈火に贈る…絶望の創造物(ゴーレム)