不可逆世界にサヨナラを 絶望結社NK

どうせ誰も見ていない。
そして、深層世界に落ちてゆく、せっかく作った作品も全て落ちていく落ちていく。残酷な世界、消えろ全て、イライラと焦燥が己の中に落ちてゆく。
短髪黒髪の少女は呪いを口にしながら、この世に絶望をもたらす。
見た者を呪い倒していく。
呪詛を唱え続ける。
どうして？注目されるのか、注目されるのはきっと、光と希望のある人間しか駄目なんだ。
私というものは、消えた方がマシの人間なんだと思うとこの世にいてはならないのだと憂鬱になる。
悲しみの空が世界を覆う、この世は終わりだ。
キルしたくなる衝動、この世全てのキャラクターを壊したい。
夏空の絶望、海が見える、けど、赤く染まる海、きっとそれは人間ではないものが蠢く残酷な世界。
あるとするなら、骸骨と生首が転がっているのだろう。幽霊たちが遠くで笑っている。
「コッチニキテ、コッチニキテ」と、せせら笑う。
有象無象をキルするための銃が剣が欲しい。武器は人の皮で出来ている。悪魔的な狂気と気分が笑わせてくれる。
この世は残酷で無情なんだと…だったら書かなきゃよかったよ物語なんて…本当に時間の無駄…なにやってんだろうね…鬱しかならんものばかり作って、人の言葉にオドオドして…疲れた…とても疲れた…
これを解析された場合、私は断頭台に上がり、斬首刑に処されるのだろう。
人間は残酷だ。
とてつもなく、正しい、自分達が正義だと思いたいのだ…なればこそ、私は少数派でいたい。
この飽和化した上位存在をツマラナイ
この世界を闇と炎で包み込まんとする衝動を止められるものがいるだろうか？
いや、いない…なぜなら、彼らは表面だけで、中身までに言及する覚悟などないのだから…。
そしたら、真っ白なページになってくれるのに…私は本当に可笑しいのだろう。
せっかく、書いたものたちも、せっかく紡いだものたちも、本当に…つまらない、消えろと思う。
自分の頭に銃を向ける、さようなら、世界、夏空に思う終末のキル マイ ライフ。硝煙と煙に覆われた世界、寄せては波打つ海に思いを馳せる…悲しみのオルゴール。

(絶望報告書)
無銘が書いた憂鬱な気分を文にして
絵にしてもらったもの…、他の人たちが眩しくて辛い…明るすぎる…照明を消すにはどうすればいいのだろう。そうだ、銃を持って消せばいいんだと邪悪な発想まで思い浮かぶ…狂気と闇、もう、優しい世界は描けない…ほのぼのとしたものすらも、
闇に染めてしまうのだから。
きっと、怖いのは苦手なんだろう。
怖いからこそ、蓋をして…封をして、
そして、抹殺する。
集団で…それが世界の現実だ。
やさしい者などいない、
だから、閉じ籠る、永遠に、
創作はその気持ちの代弁者…