( ・ิω・ิ)皆さん、コンニチハー
カクヨムで絶賛執筆しておりますが
ようやく、邪神の手前まで来ました。
ただ文字数ヤバい。
大体、1話に10エピソード、25000文字前後でまとめたいのですが

今執筆中の3巻第3話は43269文字数に。
( ・ิω・ิ)5万超えるなこれ。

一部だけ♪執筆したての一部ご紹介します☆
来週の水、木に本編公開されます♪

〜〜〜〜〜(ΦωΦ)ノシΣrz〜〜〜〜o コクチーン

……それで、どうなったの?

 声が、ほとんどかすれていた……音として伝わったか……どうなのか判断できない。
 無念そうな表情の妹……泣きたいようだけど、涙が出ない生霊の姿……

 ひと間置いて、話す覚悟を、決めた表情になる。

 逃げない。話の流れから……もう、理解はしている。だから、この子の覚悟を……受け入れる……しかない。

『……母は……お姉様をお産みになられ、療養中の月菜様に……毒を盛りました……《《人間族にしか効かない毒を》》……少量ずつ、薬として!』

 ……ルミィアが言っていた……

 原因不明の病気で、ママは……死んじゃったって。
 ルミィアが、あれだけ献身的だったのに……

 《毒殺》……かぁ……
 エルフのルミィアは、人間にしか効かない毒に気づけなかった……わけか……

『魔族、亜人種で構成された、魔王城の……完全に裏手を使った、卑劣な方法で! 母は! お姉様のお母様を殺害したのです! それだけではない! 様々な人の命を利用し、軽んじ、福岡をここまで混乱させた、そんな親の子であるわたくしが! 生きていていいハズは! ありませんのぉ!!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そりゃ、絶望に突き落とされたさ? こんな真実突きつけられて。
 さぞかし、性悪の邪神は、得意げに、椿咲に話したんでしょ。

 だから、ヤツが一番嫌がる方法で滅ぼしてくれる!

 何が何でも!
 何がなんでもぉ!

「ああ、確実に大丈夫だ!」

 その言葉で、葵《あおい》も、ミントも、目に力が籠る。確実に大丈夫……と聞いて。

 でも、納得がいかない様子の椿咲……戸惑いながら、アタシ達に告げる。

『なんでですの! わたくしはもう、死ぬ覚悟はできております! 死んで、母と共に、地獄に行かねばいけません!』

 アナタが負う責任じゃない! けれど、この子はそれしかないと思い込んでる! ならさ!

「やったことは、親でしょうが! 椿咲じゃない! アナタも被害者なんよ! その親だって、邪神のせいで狂わされた! だからさ!」

 アタシは足を思いっきり踏みしめる。すると、ダンジョン全体に、地響きが響き渡る!

「その元凶を! 完全に滅ぼしてやる! アナタを救出するという、最高の成果でね! そしてさ! 椿咲!」

 また、《《家族に戻ろうよ》》……ね?

 口に両手を当てて……悲しそうな? 複雑な表情の椿咲。
 涙で顔を濡らしている葵とミント。
 覚悟を改めて決めた、ラーヴィの表情!

 そして、最後に伝えたい。アナタの、いるべき場所は!

「アナタの帰る場所は! 《《アタシたち家族の元だ》》。親の所じゃぁないんだよぉ! だから! 戻ってこい! 椿咲ぁ!」

呪文

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