ニドヴァル・ガールズ・コレクション

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今回はニドヴァル大陸の各民族および国家について軽く解説。
少々長くなるぞ
※なお、この情報は統一暦1800年代前半～半ばのものです。

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①人間族
数百年前、西方にあるガレウム大陸から移住してきた民族。現在は大陸西側にある『アステリア連邦』という国家を中心として、大陸全土に居住している。
現在ではニドヴァル大陸における多数派勢力となっており、大陸内の様々な国家と交易を行っている。また、元々居住していたガレウム大陸とも交流しており、様々な物品・技術交換の結果アステリア連邦国内では蒸気機関等も導入され始めている。
しかし、エルヴェンタリア皇国とは統一暦1700年代に発生した戦乱である『簒奪戦争』の影響が色濃く残っており、やや険悪な関係が続いている。
特徴はあまり多くはないが、それは人間族の視点によるもので、他種族から見たら特徴の塊だと言われることも多々ある。

人口比：約35％（混血含む）　寿命：70～80歳


②エルフ族
大陸北部の森林地帯にある『エルヴェンタリア皇国』周辺に住む民族。伝承によると、エルヴェンタリア皇国はおおよそ1万年前に建国されたとされている。
魔法技術に優れ、かつては大陸の支配者として君臨していたが、『簒奪戦争』後のマナ減少及び魔法技術の散逸により国力が弱体化しつつある。
長寿も相まって非常に保守的な思想の人々が多く、以前のエルフ族の栄光を忘れられない人も多いため、他民族からは尊大な態度をとることを『エルフしぐさ』などと揶揄されることがある。
外見的な特徴はなんといっても長い耳。また長寿であるため老化が遅く、他種族から見たらいつまでも若々しい見た目である。

人口比：約10％　寿命：400～500歳


③ドワーフ族
主に『ドゥーネイル共和国』周辺に住んでいる山岳民族。ドゥーネイルはかつてはエルヴェンタリアの属国として扱われていたが、『簒奪戦争』を期に完全独立を果たしている。
そのため、エルフ族に対して未だに嫌悪感を持っている者が度々いる。
外見的特徴としては、全般的に小柄だががっちりした体格のものが多く、膂力も高い。そのため、土地柄も相まって鉱山業に従事する者が多い。
その他、ドワーフ族の男性は髭を伸ばす習慣があり、様々な髭の形で個性を表す特殊な文化がある。また、家父長制が色濃く女性が表立って働きに出ることはあまり多くない。

人口比：約20％　寿命：150～180歳


④獣人族
大陸南東部にある『ベルディア部族連合国』周辺に住んでいる民族。様々な動物の要素を持った種族であり、それぞれ『ネコ民』『イヌ民』等として細分化されている。
ベルディアは『ニドヴァル大陸の食糧庫』とも言われるほど肥沃な土地が多く、農耕等が盛んに行われている。それらの作物は大陸全土に輸出されており、今やベルディア及び獣人族は大陸に大きな影響力を持つようになっている。
民族的な気質としては、非常に温厚で楽天家な部分が目立つ。だが、味方や血縁者に対して危害を加える者には容赦がないといった激しい一面もある。

人口比：約25％　寿命：45～50歳


⑤南洋エルフ族
ニドヴァル大陸の南海上にある『サウクレド群島』に住む民族。エルフ族とは祖先が共通しており、一説によるとエルヴェンタリア皇国建国時に追放された者たちの末裔とも言われている。
特徴はエルフ族と同じ長い耳介に、褐色の肌。温暖な南国での生活に適応しており、社交的な者も多い。
また、大陸本土からやや離れた土地柄であるためか独自の文化が多く、本土に移住した際にもそれらの文化を持ち込むことが多い。
エルフ族よりも魔法適正は高くはないが、身体能力に秀でた者が多い。

人口比：約10％　寿命：200～250歳
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