「もうこの世界を牛耳るのがたまらないにゃ」
「ドン、すげぇーよ、あの時のお前がこんなにも大きくするなんてな」
「そりゃあ、ケットシーですにゃら、」
札束の山でびっしりウハウハ状態だった。
「おまけに副作用なんてないから、サツにも捕まらないし、むしろ、推奨させてるってのも大きいしな」
「ブツに代わるのが私の菓子でよかったニャ」
「だな、ドン」
「ほら、火くれにゃ」
「はい、ドン、ただいま」
おっさんはケットシーの咥える煙草の先に火をつける、彼女は燻る煙を吸うと、
はぁーとモクモクを漂わせる
「ふぅー、人間の世界の嗜好品はいいにゃ、あっちの世界に比べて娯楽が多いのにゃんの」
にゃははは
高笑い、おっさんも笑う、
部下もみんな、ウハウハで笑う、
悪どいようで悪どくない
そんな商売待ってたよ
お菓子で、みんながハッピーに
ハッピーハピハッピッピッ