宿命の敵

「見つけた‼️ゼリーーーーーーーー」

「騒々しいですね…へえ、珍しい…イカロスですか…」

聞いていた情報の通りアイツはフラットランドにいた
越夜隊のやつらの考えることは良くわからないが、何かの儀式でもやっているのか？

いや、やつが何をしていようが関係ない‼️
やつを倒して皆の仇をとるだけだ

「姉妹達の仇だ…くたばれゼリー」

「ふむ…姉妹達の仇と仰られましても…生憎心当たりが有りませんね…あなたお名前は？」

心当たりが無い？
ふざけるな‼️
皆の最後のデータに残っていた貴様の顔
見間違えると思ったか‼️

「En-9-dhagtienxtei002エンクだ‼️二度と忘れるな…貴様を倒す者の名前をな」

「En-9…ああ、そう言う事ですか…そんなイカロスのコスプレ何かしてるからわかりませんでしたよ。可笑しいですね…失敗作は全部廃棄したはずなんですが…まだ残ってたんですね」

「私達を失敗作と呼ぶな‼️」

「そう仰られましても。失敗作を失敗作と呼んで何が可笑しいんですか？」

失敗作だと？
私達に勝手に期待して…少しでもその期待に背けばすぐさま失敗作呼ばわり

姉さんはあんたを慕っていた
妹達もあんたが好きだった
あんたが望めばどんな汚れ仕事だってした

ああ、そうさ私だってあんたの事が…
勿論私の手だってとっくに真っ赤に染まってるよ
このあんたがくれた赤い髪のようにな

そんな私達をあんたは簡単に捨てた…
それも、私がイカロスのように空に憧れたからって理由だけでな

私のためにあんたに飛行ユニットをねだりに行った姉さんは
優しい顔で私にこの翼を渡してくれた
妹達も皆笑顔だった

－－－真っ赤な血に染まった私達が表の世界を望んでしまった－－－

その夜皆は死んだ
あんたに簡単に壊された

そう、私だけ残してなぁ‼️

「ふふっ流石私の子供ですね。お母さんに絶望と涙をプレゼントに来てくれるなんて…」

「くたばれこの悪魔がーーーーーーー」




後書き的な何か
はい、Mission 1も大詰めです
I am your mother 展開ですね…
いや、テンプレって言うのは話を作りやすいからこそテンプレなんだなって実感します
2日で一区切りつけるのはテンプレに頼るしかなかった…
いや、無理(ヾﾉ・∀・｀)
始めたからには終わらせますが…なんでこんなことしたんだろw