415 冒険家のスチームパンクな子
誰に言ったわけでも無い声は、ただっ広い空間に反響し消えていく。
コツンコツンと靴で叩く音は、私以外の生命がここには存在しないという事を何よりも雄弁に語っていた。
ここは、旧文明の何らかの宗教施設であった、と最近の研究で明らかにされている。
造りの荘厳さや何処となく漂う清廉さは、なるほどこんな私でも静かにさせるような効果があるようだ。
しかし、私を支配している感情は恐れや畏怖などでは無い。
「ーー案外、こう言った場所には見落とされたお宝が眠ってたりするのよね」
また、誰に聞かせるわけでもなく呟いた。
私は逸る心を抑えながら奥へと歩を進めたのであったーー。
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Q、この子、気に入ったの?
A、わりかし
呪文
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