祭りも楽しんだ後...
月美「...寄りたい場所あるけどよか?」
寄り付いた場所は人知れない感じの小堂
だがとてつもない優しいマナで満ちる、癒しの源泉とも言える場所だ。
執事「...すごいな...ここはいったい?」

月美「葵の秘密の場所があるんなら、ここがアタシの秘密場所」
月の優しい光に包まれる小堂...意を決して魔王女様は言う

月美「ラーヴィ、夢崎月美は、アナタを愛しています」
まっすぐ伝える。迷いはない。真剣に伝える。
執事「...だが、僕は応えれないぞ?」
執事は拒する。葵にも示したとおりに。
月美「知っている、でもね、愛しとーとよ」

涙ぐむ魔王女...届かない恋は承知だ。でも
月美「迷惑千万でもさ、気付いたら止まらん...」
涙ぐむ...自分の他に、家族と言える3人が、執事へ恋慕ある中...
月美「アタシが身を引けばあの子らだけなんやけど...やだぁ...ってなる自分が大嫌い!」
想いのだけ吐露する...妹同然の娘も、この男を愛している。
抜け駆けは考えもないが、だが!
月美「今だけでよかと...アタシを好きになってくれん?」
執事「...どう示しをつければ?」
戸惑う執事。だが、覚悟の上の魔王女様を無下に出来ない。

月美「...キスして...」
思いの丈をぶつける魔王女様。
執事もこの真剣な想いは通じる...


優しい光に包まれる...
キスを交わす執事と魔王女様。
後は言葉は少なく、居城へ戻ったそうな......

呪文

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