花びらが舞う美しい大地。
背中合わせに立つ二人の姿が、静かに浮かび上がる。
一人は赤い帽子を深く被り、手には鈍く輝くハンマー。
もう一人はピンクのドレスをなびかせ、その手に輝く黄金の杖。
静寂を破るのは、遠くで鳴り響く足音。
迫り来る敵の影が、次第に二人を取り囲む。
緊張が走る中、微動だにしない二つの背中。
ドレスの裾が風に揺れ、赤い帽子がわずかに傾く。
刹那、キラーの群れが地平を切り裂き、嵐のような戦闘が始まる。
次回、スーパーマリオブラザーズ 「彼方に、平和の鐘を聞く」
英雄と姫の背中に、平和の重みはなお消えず。
戦いの果てに、希望は咲くのか。