小学生時代のまほ
使用したAI
その他
「ん? なんだこれは?」
手伝いで太宰府天満宮の幻刃の部屋を掃除していると――
「写真か? 幻刃が写ってるな?」
「うっは♪ めっちゃ可愛いやん! てか、体格からして小学生くらい? にしては派手ね~」
隣で月美がまじまじと写真を見つめる。
「あ! そんなとこにあったとですか!」
「あら? 朱莉♪ この写真の事しっとーと?」
月美が幻刃の部下である朱莉に問いかけると、何故か彼女は顔を赤らめたまま――
「す、すみません。それは」
「何をしているのです?」
「はわ! まほ隊長ぅ~!」
朱莉殿の背後に、幻刃が現れた。
月美は何かを察したのか、写真を後ろ手に回して隠したが――
「月美ちゃん、何を隠したの?」
「ん~、バレテーラ。ねね、朱莉。白状したほうが良いんじゃね?」
「ぁうあぅ💦 こ、これはですね……その」
ふむ、大したことにはならないだろう。
僕は女子3名をほっといて、掃除の続きを始めた。
わりかし、プライベートの彼女はだらしがない部分がある。
まぁ、任務に巫女としての給仕も大変だろうから仕方ないだろうが――
背後で喧々諤々、何か話し合っているのだが――
ふと、背後に気配が。そこには幻刃が立っていた。
「ん? どうした?」
「視覚を貸してくださいな」
「ん? 構わんが?」
全盲の彼女は、僕の目を通した『視覚共有』ができる。
恐らくは、先ほどの写真を見たいのだろうか?
「ぁぁぁぁ! 私の青春のメモリーがバレるぅぅぅ!」
「そんな大げさな。それならなくさなければよかったっしょ?」
嘆く朱莉殿を宥める月美。
とりあえず、僕は幻刃の手を取り、視覚共有の準備をする。
「いつでもいいぞ」
「では――」
幻刃からマナが送られてくる――僕の瞳に到達した瞬間。
「……これって、小さい私ですか?」
「そうだな。小学生頃か?」
僕の問いかけに、朱莉殿は頷いた。
「その、まほ隊長と福岡の街に遊びに行ったときに――『あ♡ これまほ隊長にぜってー合うやろ? げへへ♡』っち欲望に負けてですね?」
「……朱莉? 貴女幾つだっけ?」
「今年で20歳。月美様と同い年ばい?」
「体格から見て、まほが10歳くらい? んじゃ朱莉は13歳だろうから……」
「中学デビューしたてですぅ」
……それはともかく。
「似合ってるしカワイイから、別に隠すことないのでは?」
僕がそう伝えると、場が静まる。
その直後――
「ねぇ、ラーヴィ。アタシもパンクガールっぽい格好してもいい?」
「ラーヴィ、もう一度言ってください。小さい頃の私がどうだって?」
「ラーヴィ様♡ わかってくださるとですか! このパンクギャルモードのまほ隊長めっちゃバリ可愛くても、この写真でごはんが何杯でも食べられるし、ウチの家宝が見つかって本当に良かったとですよー! 特にこのピアス! 意外にもまほ隊長既に開けてたから、アクセショップ巡るのもぅ楽しくて楽しくて楽しくてぇぇ! はぁ~♡ また行きましょう、まほ隊長♡」
「一呼吸で言えるセリフじゃないでしょそれ!」
「……そろそろ掃除に戻りたいのだが?」
少しうんざりしてきたが、幻刃の握る手に力が籠る。
「ねぇ、さっき言った私の言葉の回答は?」
「ん? 小さい頃の幻刃がカワイイって言ったことか?」
「もう一度!」
「だから、『カワイイ』だろ? 今は綺麗になってるけど」
「……ちっきしょ! アタシの小さい頃の写真探してくる!」
「尊いなぁ~♡」
今日も福岡国は平和でございました。
手伝いで太宰府天満宮の幻刃の部屋を掃除していると――
「写真か? 幻刃が写ってるな?」
「うっは♪ めっちゃ可愛いやん! てか、体格からして小学生くらい? にしては派手ね~」
隣で月美がまじまじと写真を見つめる。
「あ! そんなとこにあったとですか!」
「あら? 朱莉♪ この写真の事しっとーと?」
月美が幻刃の部下である朱莉に問いかけると、何故か彼女は顔を赤らめたまま――
「す、すみません。それは」
「何をしているのです?」
「はわ! まほ隊長ぅ~!」
朱莉殿の背後に、幻刃が現れた。
月美は何かを察したのか、写真を後ろ手に回して隠したが――
「月美ちゃん、何を隠したの?」
「ん~、バレテーラ。ねね、朱莉。白状したほうが良いんじゃね?」
「ぁうあぅ💦 こ、これはですね……その」
ふむ、大したことにはならないだろう。
僕は女子3名をほっといて、掃除の続きを始めた。
わりかし、プライベートの彼女はだらしがない部分がある。
まぁ、任務に巫女としての給仕も大変だろうから仕方ないだろうが――
背後で喧々諤々、何か話し合っているのだが――
ふと、背後に気配が。そこには幻刃が立っていた。
「ん? どうした?」
「視覚を貸してくださいな」
「ん? 構わんが?」
全盲の彼女は、僕の目を通した『視覚共有』ができる。
恐らくは、先ほどの写真を見たいのだろうか?
「ぁぁぁぁ! 私の青春のメモリーがバレるぅぅぅ!」
「そんな大げさな。それならなくさなければよかったっしょ?」
嘆く朱莉殿を宥める月美。
とりあえず、僕は幻刃の手を取り、視覚共有の準備をする。
「いつでもいいぞ」
「では――」
幻刃からマナが送られてくる――僕の瞳に到達した瞬間。
「……これって、小さい私ですか?」
「そうだな。小学生頃か?」
僕の問いかけに、朱莉殿は頷いた。
「その、まほ隊長と福岡の街に遊びに行ったときに――『あ♡ これまほ隊長にぜってー合うやろ? げへへ♡』っち欲望に負けてですね?」
「……朱莉? 貴女幾つだっけ?」
「今年で20歳。月美様と同い年ばい?」
「体格から見て、まほが10歳くらい? んじゃ朱莉は13歳だろうから……」
「中学デビューしたてですぅ」
……それはともかく。
「似合ってるしカワイイから、別に隠すことないのでは?」
僕がそう伝えると、場が静まる。
その直後――
「ねぇ、ラーヴィ。アタシもパンクガールっぽい格好してもいい?」
「ラーヴィ、もう一度言ってください。小さい頃の私がどうだって?」
「ラーヴィ様♡ わかってくださるとですか! このパンクギャルモードのまほ隊長めっちゃバリ可愛くても、この写真でごはんが何杯でも食べられるし、ウチの家宝が見つかって本当に良かったとですよー! 特にこのピアス! 意外にもまほ隊長既に開けてたから、アクセショップ巡るのもぅ楽しくて楽しくて楽しくてぇぇ! はぁ~♡ また行きましょう、まほ隊長♡」
「一呼吸で言えるセリフじゃないでしょそれ!」
「……そろそろ掃除に戻りたいのだが?」
少しうんざりしてきたが、幻刃の握る手に力が籠る。
「ねぇ、さっき言った私の言葉の回答は?」
「ん? 小さい頃の幻刃がカワイイって言ったことか?」
「もう一度!」
「だから、『カワイイ』だろ? 今は綺麗になってるけど」
「……ちっきしょ! アタシの小さい頃の写真探してくる!」
「尊いなぁ~♡」
今日も福岡国は平和でございました。
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