隊員:隊長、宇宙ステーションの落下位置を特定し「神の繭」と思わる物体を回収しました!
隊長:良くやりました!詳しく聞かせて頂戴。
隊員:基本的に宇宙ステーションは大気圏に突入する際に、燃える尽きるように設計されていると誰かが言ってました。
https://www.chichi-pui.com/posts/1db8e07e-de1c-43c8-9f3c-00530405fa6d/隊長:私もそれは読みました。で、宇宙ステーションは燃え尽きていなかったと?
隊員:ほぼ燃え尽きたと推測されます。ただ・・・
隊長:ただ?
隊員:「神の繭」と思われる物体には損傷が見られず、完全な状態で地表に落ちていました。
隊長:それはつまり?
隊員:「神の繭」が大気圏で摩擦熱に耐えたこと、地上への衝突に耐えたことから、何かの事故によって宇宙ステーションが落下したのではなく、「神の繭」回収のため意図的に地上に落下されたのではないかと考えられます。
隊長:なるほど、落下に耐えるように「神の繭」が設計されていたということね。
隊員:おっしゃる通りであります。
隊長:しかし「神の繭」は回収されずに残っていたと。
隊員:そうであります。宇宙ステーションを落下させた何者かは、おそらく終末事変で・・・
隊長:もういいわ。それよりもまず、「神の繭」が何であるのかを分析しなさい!
隊員:はっ!(敬礼)