小夜のもとへ

アポカリプスの世界で、たまは小夜を探し続けていた。都市は発展し続けており、技術や文明の一部は残されていたが、常に危険が潜んでいた。やっとのことで、小夜が南部の病院でボランティアとして働いているという情報を手に入れた。

胸の高鳴りを抑えきれずに、たまはすぐさま病院へ向かうことを決意した。都市の中心部を抜け、再建された交通システムを利用して南部へと急ぐ。道中、治安部隊やロボット警備員、避難民たちが行き交う光景を目にしながら、たまの心は小夜に再会する一心で満たされていた。

病院に到着すると、たまはその規模に圧倒された。高層ビルが立ち並び、最新の医療設備が整ったこの場所は、都市の中でも最も安全で治安が保たれた場所の一つだった。たまはボランティアたちに小夜のことを尋ねると、「確かにその名前のボランティアがいる」と教えてくれた。たまの心臓はさらに高鳴り、彼女は廊下を全力で駆け抜けた。

病室のドアが遠くに見えた。そのドアが小夜への道しるべだと信じ、たまは全力で走った。息を切らしながら部屋に駆け込むと、窓辺で忙しそうに書類を整理している小夜の姿が目に飛び込んできた。小夜もたまの姿を見て目を見開き、その瞬間、時間が止まったように感じた。

次の瞬間、たまは小夜に飛びつき、力強く抱きしめた。小夜もたまをしっかりと抱き返し、二人は再会の喜びで涙を流した。固く抱き合いながら、彼女らはこれからの困難も一緒に乗り越えていく決意を新たにしたのだった。

都市の喧騒が遠のき、二人だけの静寂な時間が流れる中、たまは小夜の顔を見つめ、再会を果たした喜びと安心感に包まれていた。未来がどれほど厳しいものであろうとも、二人なら乗り越えられる。たまはそう信じて、深く息を吸い込み、これからの道のりを見据えた。

チャンチャン♪


※絵的に面白さがないのでシンプルにサラッと終らせてみましたｗｗ
盛り上がりもなくすみません💦
残りの時間は自由にこの世界観を楽しみたい☺