【ゲーム企画書】

​機動戦士ガンダムALEX 零 -ZERO- ~鋼鉄の怨霊祓い~

​1. ゲーム概要
​タイトル: 機動戦士ガンダムALEX 零 -ZERO- ~鋼鉄の怨霊祓い~
​ジャンル: SFメカニック・サバイバルホラーアクション
​プラットフォーム: 次世代コンソール / PC
​プレイ人数: 1人
​コンセプト: 「18メートルの鋼鉄の巨人(モビルスーツ)で、同じく18メートルの巨大な和風の怨霊を『射影機』で祓う」
​概要: 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する地球連邦軍のニュータイプ専用試作機「RX-78NT-1(通称:アレックス)」と、そのテストパイロットであるクリスチーナ・マッケンジー(クリス)が、突如として和風ホラーゲーム『零』の世界(異世界)へと転移してしまう。ビーム・ライフルもガトリングも通用しない霊的な存在に対し、彼女は機体に偶然マウントされた謎の巨大兵装「試作型対霊式・射影機(シャエイキ)」を使い、絶望的な怨霊たちとの戦いに挑む。

​2. 世界観と導入
​宇宙世紀0079年12月。地球のオーガスタ基地でのアレックスのテスト稼働中、突如として発生したミノフスキー粒子の異常な暴走と、謎の空間断層(次元の歪み)により、アレックスはクリスを乗せたまま姿を消す。

クリスが意識を取り戻した時、全天周囲モニターに映し出されたのは、鬱蒼とした暗い森と、常軌を逸したスケールで建造された古き日本家屋の立ち並ぶ廃村「禍津ノ大村(まがつのおおむら)」であった。
通信は一切通じず、レーダーにはノイズのみ。そして暗闇の中から、全長20メートル近い「巨大な女の怨霊」が這い出てくる。アレックスの90mmガトリング砲もビーム・サーベルも、怨霊の身体をすり抜けるだけで全くダメージを与えられない。

絶体絶命のその時、村の朽ちた社から放たれた青い光がアレックスのシールドラッチに融合。それは古の巫女が残した、怨霊を封じるカメラ「射影機」の巨大版であった。クリスは生き延びて元の世界へ帰るため、全天周囲モニターをファインダーに見立て、巨大な怨霊たちとの孤独な死闘を開始する。

​3. ゲームシステム
​3.1 探索モード(一人称視点 / 三人称視点切替)
​全天周囲モニターUI: プレイヤーは基本的にクリスの視点(コクピット内)から機体を操作する。UIには装甲値(アーマー)、機体エネルギー、そして「霊的汚染度(SAN値)」が表示される。

​スケールの錯覚: 舞台となる「禍津ノ大村」は異界であるため、物理法則が歪んでいる。18メートルのモビルスーツが歩き回れるほど家屋や神社が巨大化しており、襖を開け、畳の上を踏みしめながら進むという、シュールかつ恐ろしい探索が行われる。

​チョバム・アーマーパージ: ゲーム開始時に装備しているチョバム・アーマーは、物理攻撃だけでなく「怨霊の呪い(即死攻撃)」を一度だけ防ぐ「身代わり札」のような役割を持つ。パージすると機動力が上がるが、防御力が激減する。

​3.2 戦闘システム:モビルスーツ・ファインダーモード
​射影機シールド: 左腕にマウントされた巨大なカメラ型シールド。構えると全天周囲モニターが「ファインダーモード」に切り替わり、モノクロとノイズの混じった視界になる。
​フィルム(弾薬)の切り替え:
​一四式フィルム (Type-14): 初期装備。リロードが早く連射が効くが威力が低い。
​三七式フィルム (Type-37): ビーム・ライフル用のEパックを改造して装填した中級フィルム。
​七四式フィルム (Type-74): 怨霊をノックバックさせる効果が高い強装フィルム。
​零式フィルム (Type-00): ミノフスキー粒子を極限まで圧縮した最強のフィルム。
​フェイタルフレーム(クリティカル): 怨霊が攻撃を仕掛けてくる直前、ファインダーのサークルが赤く発光する。この瞬間にシャッター(トリガー)を切ることで「フェイタルフレーム」となり、怨霊に絶大なダメージを与えると同時に、コンボ撮影が可能になる。
​強化レンズ: 「遅(スロウ)」「圧(プッシュ)」「滅(ダメージ増)」などの強化パーツを射影機にセットし、戦闘を有利に進める。

​4. 登場人物
​クリスチーナ・マッケンジー: 本作の主人公。優秀なテストパイロット。未知の心霊現象に最初はパニックに陥るが、持ち前の優しさと軍人としての意志で、村に囚われた魂たちを救いながら脱出を目指す。

​RX-78NT-1 ガンダムALEX: ニュータイプ専用機。異界の力とニュータイプ用のサイコミュ的な感応波システムが共鳴し、霊的エネルギーを視覚化する能力を得ている。
​深琴(みこと): 村に囚われている謎の少女(霊)。人間サイズの彼女をコクピットに保護し、ナビゲーターとして共に村の謎を解き明かす。
​大怨霊「禍津日(マガツヒ)」: この村を巨大な異界へと変貌させた元凶。元々は村を護るための儀式の生贄だったが、絶望の中で怨霊と化した。

​5. 全12話のストーリー詳細

​第1話:『鋼鉄の迷い子』
​ストーリー: オーガスタ基地でのテスト中、突如発生した次元震によってアレックスが異世界「禍津ノ大村」へ転移する。深い霧の中、クリスはレーダーが機能しないことに戸惑う。そこへ、首の折れた巨大な村人の怨霊が襲い掛かってくる。実弾もビームも通じず、機体はダメージ(霊的汚染)を受けていく。逃げ込んだ先の巨大な朽ちた神社で、謎の青い光を放つオーパーツ「巨大射影機」と遭遇。機体へのマウントを完了させたクリスは、初めて「撮影」による除霊を成功させる。
​ボス戦: 「彷徨う大村人」
チュートリアル戦闘。機体の操作と、ファインダーモードへの移行、基本となるシャッターの切り方を学ぶ。

​第2話:『歪む夜と鳴りやまぬ警告音』
​ストーリー: 村の全貌を探るため、クリスは機体を巨大な日本家屋の立ち並ぶ集落へと進める。建物の隙間から、巨大な顔がこちらを覗き込んでいるなど、ホラー演出が本格化。道中、異界の念を受信する「霊石通信機」を手に入れ、過去にこの村で何らかの恐ろしい儀式が行われていた音声記録を拾う。突如、全天周囲モニターに無数の手形が浮かび上がり、視界が奪われるイベントが発生する。
​ボス戦: 「井戸から這い出る大女」
狭い路地での戦闘。後退しながらの撮影が求められる。フェイタルフレームのタイミングを学ばせるための強敵。

​第3話:『手のひらの巫女』
​ストーリー: 怨霊に追われる通常サイズ(人間サイズ)の少女の霊「深琴(みこと)」を発見する。アレックスのマニピュレーターを精密操作し、彼女をそっとすくい上げてコクピット内へ保護するミッション。コクピット内に少女の霊がいるという異様な状況下で、彼女から「双子を犠牲にする儀式」の存在を聞かされる。彼女はもう一人の双子の姉を探していた。
​ボス戦: なし(ステルス・エスコートミッション)。
巨大な怨霊の目を盗み、スラスター音を抑えて(歩行モードのみで)隠れながら進む緊張感のあるステージ。

​第4話:『血塗られた大社』
​ストーリー: 深琴の案内で、村の中心にある「血塗られた大社」へと辿り着く。しかし、大社の扉には重力トラップ(霊的な結界)が張られており、機体の重量バランスを調整しなければ扉が開かない。ここでクリスは、防御の要である「チョバム・アーマー」を一時的にパージする決断を迫られる。素体状態となったアレックスは極めて脆弱(一撃で致命傷)になり、スリリングな探索が展開される。
​ボス戦: 「神主の怨霊」
高速で移動し、お札(追尾型の怨念)を飛ばしてくる。装甲がないため、回避(ステップ)とフェイタルフレームによるカウンターが必須となる高難易度戦闘。

​第5話:『ミノフスキーの霧と亡霊』
​ストーリー: 大社を抜けた先は、深い霧に包まれた「還らずの森」。ここではミノフスキー粒子に似た霊的磁場が濃く、カメラのノイズが激しくなる。視界が極端に狭まる中、レーダーの代わりに「怨霊の接近を知らせるフィラメント(霊力計)」と、音響(サラウンド)だけを頼りに見えない敵と戦う恐怖のステージ。
​ボス戦: 「首吊り樹の怨霊群」
ボス単体ではなく、四方八方から湧いてくる怨霊の群れを捌くサバイバル戦。広角レンズを活用して複数の怨霊を同時にフレームに収める技術が要求される。

​第6話:『怨念の残骸』
​ストーリー: 森の奥でクリスが発見したのは、朽ち果てて苔生した「ザクII」の残骸だった。かつて一年戦争の最中に、アレックスと同様にこの異界へ落ちてしまったジオン公国軍の機体である。しかし、そのコクピットにはパイロットの怨念が巣食っており、ザクII自体が巨大なからくり人形の怨霊として起動し、アレックスに襲い掛かってくる。
​ボス戦: 「怨霊機・ザクII」
初の「メカ対メカ(+怨霊)」のバトル。ザクのマシンガンやヒートホークによる物理攻撃と、怨霊特有のワープ攻撃を織り交ぜてくる。物理攻撃はシールドで防ぎ、霊的攻撃は射影機で迎撃するという複合的な立ち回りが必要。

​第7話:『儀式の真相と紅い蝶』
​ストーリー: ザクIIを鎮魂した後、深琴の記憶が一部戻る。この村では、異界の門(虚(うつろ))を封じるため、双子の巫女の一方をもう一方が絞殺する「紅贄祭(あかにえのまつり)」が行われていた。深琴はその儀式から逃げ出したことで村が滅んだと語り、自責の念に駆られる。コクピット内に無数の紅い蝶が舞い込む幻想的な演出の中、クリスは深琴を励まし、共に過去を清算することを誓う。
​探索ミッション: 大社の地下へと続く隠し通路を開くためのパズル要素。アレックスのビーム・サーベルを利用して(熱源として)燭台に火を灯すなどのギミックを解く。

​第8話:『深淵への降下』
​ストーリー: 大社の地下、奈落へと続く巨大な縦穴を、アレックスのバーニアを駆使して降下していくステージ。途中、壁面から巨大な無数の手や、落下してくる怨霊たちが襲い掛かってくる。落下中の3Dシューティング的な要素が入り、ファインダーモードでのエイミングスキルが試される。
​ボス戦: 「落ちていく女達」
重力に引かれながらの空中戦。上部や下部から迫りくる怨霊を、スラスターで回避しながら迎撃する。

​第9話:『月蝕の夜の防衛戦』
​ストーリー: 奈落の底「虚(うつろ)」の入り口に到達した時、異界の空に月蝕が起こる。月が完全に隠れるまでの間、村中の怨霊が一斉にアレックスを標的にして押し寄せてくる。深琴が「虚」の封印を解く儀式を行う間、クリスは機体を固定し、固定砲台のように射影機を構えて絶対防衛線を張る。
​ボス戦: 「百鬼夜行(ウェーブ制サバイバル)」
弾薬(フィルム)のマネジメントが極めて重要になる。強力な九〇式フィルムの使い所や、複数巻き込み撮影を駆使して、数分間の猛攻を耐え凌ぐ。

​第10話:『狂気の当主』
​ストーリー: 封印の解かれた扉の奥、巨大な祭壇の間。そこで待っていたのは、かつてこの村を支配し、深琴たちに過酷な運命を強いた当主の巨大な怨霊であった。彼は村人たちの怨念を取り込み、禍々しい巨大な鎧武者のような姿へと変貌している。当主は深琴をコクピットから引きずり出そうと、アレックスの装甲を物理的・霊的に引き剥がしにかかる。
​ボス戦: 「狂気の当主」
高い防御力と機動力を持ち、射影機のチャージをリセットさせる「咆哮」を放つ。強化レンズ「遅」を駆使して隙を作り、フェイタルフレームを連続で叩き込む必要がある。

​第11話:『黄泉の扉・大破する装甲』
​ストーリー: 当主を倒したものの、異界の最深部である「虚」の扉が完全に開いてしまう。中から溢れ出すのは、純粋な死の瘴気と底知れぬ巨大な闇。アレックスの装甲は瘴気に触れるだけで次々と腐食し、チョバム・アーマーはおろか、メインカメラやスラスターにも深刻なエラーが発生し始める。機体が限界を迎える中、クリスは残された予備電力を全て射影機に回し、深琴の姉の魂が囚われている最深部へと歩みを進める。
​イベント戦闘: 機体の機能が次々と失われ、UIにノイズが走り、アラートが鳴り響く中での絶望的な進行。歩行速度は極端に落ちる。

​第12話:『零 -ZERO-』
​ストーリー: 「虚」の中心で待っていたのは、深琴の姉であり、村の怨念を一身に背負って巨大化した大怨霊「禍津日(マガツヒ)」であった。圧倒的な力の前にアレックスは右腕と左足を失い、膝をつく。しかし、クリスは決して諦めない。コクピットの深琴が自らの魂をアレックスのOSに同調させ、射影機のリミッターを解除する。「クリスさん、今です!」。最後の力を振り絞り、アレックスは残った左腕で射影機を構える。
​最終ボス戦: 「大怨霊・禍津日」
フェイタルフレームのタイミングが極端にシビア。画面全体が怨念のノイズで覆われる中、わずかな赤い光の瞬きを捉えなければならない。

​エンディング: 完璧なフェイタルフレーム(ゼロフレーム)が炸裂し、放出された光が異界を浄化していく。深琴と姉の魂は再会し、浄化の光に包まれて消えていく。光が収束した直後、クリスが目を覚ますと、そこはオーガスタ基地の格納庫だった。時計の針は、転移した瞬間から1秒も進んでいない。夢だったのかと疑うクリスだが、アレックスの左腕のシールドラッチには、古びた射影機の部品が確かに溶接されたまま残っていた……。

​6. 音響・ビジュアルデザインと演出のこだわり
​ビジュアル: ガンダム特有の「硬質なメカニカルデザイン」と、和風ホラー特有の「湿度の高い暗闇・血・錆・木造建築」という相反する要素の融合。モニター越しに見るノイズ混じりの映像表現が、従来のMS操縦にはない恐怖感を煽る。

​サウンド: スラスターの噴射音や金属の軋む音(メカニカルサウンド)と、怨霊のうめき声、鈴の音、お経のコーラス(和風ホラーサウンド)のミスマッチが不気味さを増幅させる。特にフェイタルフレーム成功時の「シャッター音」は、MSのジェネレーター駆動音と合成された重厚で爽快感のあるオリジナルサウンドを採用する。
​UI/UX: ガンダムのコクピット視点(全天周囲モニター)ならではのパニック表現。怨霊がモニターに張り付いてきたり、システムエラーの赤い文字(WARNING)が怨霊の顔の形を構成したりと、インターフェース自体がプレイヤーを脅かすギミックを多数用意。

​7. クリア後特典 / やり込み要素
​コスチューム・機体カラー変更: クリスの制服変更のほか、アレックスのカラーリングを「G-3カラー」や「巫女装束風カラー」に変更可能。

​ナイトメアモード: 敵の配置がいやらしくなり、フィルムの入手量が激減するハードコアモード。
​ミッションモード: 「巨大ジオング怨霊」や「ビグ・ザム怨霊」など、本編には登場しない他シリーズの怨念が集った機体と射影機で戦う、アクションに特化したスコアアタックモードを実装。
​以上が『機動戦士ガンダムALEX 零 -ZERO- ~鋼鉄の怨霊祓い~』の企画内容となります。SFメカニックの圧倒的な力と、それでも抗いきれない心霊的恐怖を見事にミックスさせ、全く新しいサバイバルホラーの形を提案します。

呪文

入力なし

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