飲水の確保方法

いつか使えるかもしれない知識　その5　「飲水の確保方法」
　
　
「ダメです…川はおろか、沢や水源すら見つかりません…」
　
「暗くなってからの散策は危険そうですし、一旦水源を探すのは中断して、火の確保と寝床の確保を先にした方が…」
　
「もしくは、別の方法で水を…」（指南書ペラペラ）
　

『水源が無い場合の飲水の確保方法』
　
「こ、これだ！！えぇ…っとその方法は…っと」
　
　
　
遭難時、もしも河川や沢などの水源が無い場合いくつか飲み水を作る方法がある。
今回はその方法を紹介します。
　


①太陽の力で飲水を収集する方法

「太陽の力で！？これは期待できそう！」

・太陽光がよく当たる地面を見つける。（時間が経過しても影が出来ない場所が良い）
・地面に直径1ｍ、深さ50㎝ほどの穴を掘る。（多少小さくても大丈夫だがある程度の広さと深さは必要）
・穴の真ん中に水を溜める容器を置く
・周辺に生えている植物や木の葉っぱ（枯草では×）、濡らした衣服や布等を穴の中に入れる。
・穴を透明なビニールシートを被せ、隙間が出来ないようシートの周りに砂を被せる。（穴にシートで蓋をする様に）
・ビニールシートの真ん中（穴の中に入れた容器の真上）に石を置きシートを窪ませる。
・太陽光により、穴の中の葉っぱや地面の水分が水蒸気になり、ビニールシートを伝って容器に水が集まる仕組み。
　
※海が近くにあれば、波の来ない場所に穴を掘り、穴の中に海水を入れて濡らすとさらに効率よく水を集めれる。
※太陽の力で水蒸気を作る為、曇りの日などは使えない。
　

「無人島にそんな都合よくビニールシートなんてあるかぁーーッ‼」

「ふえーーん！この方法はつかえませーん！！他の…他の方法は！」（指南書ペラペラ）


②朝露を集める方法
・寒暖差のあった日の朝、植物の葉の表面に朝露がついているので、それを集める。
・足の膝より下にタオルやハンカチなどの布を巻いて歩き回る。
・朝露が布にしみ込んでいくので、それを絞り水を集めれる。
※朝露が発生するには天候や気温の条件があります。
※太陽が昇り、気温が上がってくるとすぐに気化したり、地面に落ちたりするので採取の時間は早朝の短い時間のみ。
　
「そうそう！こういうのです！でもこれは、朝露のない今は使えないので明日の早朝に試してみましょう！」
　
「出来れば今できそうな方法は…」

　
③海水を蒸留して水を集める方法
・まず大きめの鍋と鍋の蓋を用意します。

「・・・・・・。」

「だからッ！無人島に都合よく(ry 」
※緊急時以外は叫んだりなど、無駄な体力を使わないようにしましょう※
　
「はぁ…はぁ…。一応、続きを読んでおきましょう…」


・鍋の真ん中にコップや缶など、蒸留した水を集める容器を置く。
・海水が容器の中に入らないよう鍋に注ぐ。
・鍋に蓋を逆さまに被せる。（可能ならば鍋を蓋の間にタオルなどを挟み密閉させると良い）
・そのまま鍋を火にかける。
・鍋の中の海水が煮えれば、水蒸気が蓋を伝い容器のに水が集まる仕組み。
※鍋の蓋の上部を冷やせれば蒸留の効率が上がります。（水を入れれる形状の蓋ならば冷えた海水を入れたり、上部をうちわなどで扇ぐなど）
　
「なるほど…原理としては最初の穴のやつと同じって事ですね。」
　
「しかし大きな鍋がありません…今手元にあるのも小さなクッカーが一つ。」
　
「一応蓋はついてるので、この原理を使えば、海水を沸騰させて蓋の裏についた水滴を舐めるくらいは出来そうです。」

「まったく水分が取れないってことは無さそうですが…これで一体どれ位の飲水が得られるのかはやってみないと分かりませんね…」
　
「そうと決まれば、暗くなる前に次の準備ですね！」
　
　
2枚目以降はchatGPTによる生成です。
近いものが出来ましたがイメージなので、正しい方法は皆様で一度きちんと調べてください。