「ふぅ……。やっぱり、春の風を感じながら食べる卵は格別だねぇ。……って、あれ? このカゴに入ってる卵、さっき私が『あとで食べる用』にキープしたやつだっけ? それとも今見つけたやつ? まぁ、どっちでも私のモノには変わりないか!」

少女はスプーンを口に運びながら、木陰で足をパタパタさせて上機嫌です。

「よし、現在の戦況報告。カゴの中はすでに満員御礼。そして私のお腹の中も順調に満員御礼! ……おっと、このピンクの卵、中身がイチゴ味のチョコじゃないか。運営さん、いい仕事するなぁ。あとで表彰式の時に『最高でした』って伝えなきゃ」

彼女は誰に聞かせるでもなく、賑やかにしゃべり続けます。

「あっちでみんなが『どこだー!』って必死に走り回ってるけど、悪いね、精鋭ハンターはここで優雅に栄養補給中。これぞ勝者の余裕……あ、また目が合っちゃった。この青い卵、なんか『僕を食べないで』って顔してる気がする……。ごめんね、3秒後に君は私の胃袋行きだよ!」

パクッ、と豪快に卵を平らげると、彼女は満足そうに口の端を拭いました。

「さてと、そろそろ重くなったお腹を引きずって、ラストスパートといきますか。目標は、あそこの茂みにチラッと見える巨大な金色の卵! 待ってろよ、中身がとろっとろのプリンであることを切に願ってるからね!」

呪文

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