小説『量型三錬制/リョウ、リイ、リア』【ニャンノ世界】

【構成要素】
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#黄昏梟 #アミガルズ #小説
#量型リョウ #量型リイ #量型リア
#量型三錬制 #強化兵士
#ノロイ研究所 #オデッサシティ
#芯解 #ジェストパイツァー
#うちの子自己紹介 #うちの子

【絵物語】
『量型三連制/リョウ、リイ、リア』

オデッサシティを拠点に、作戦行動中の三つ子、量型リョウ、量型リイ、量型リアは荒野にて、ネオ越夜隊ニャンロッパ方面の部隊と交戦する。

「さぁ、ノロイ博士に強化された私たちの実力、見せようか！」

「おう、姉貴」

「はい、姉様」

リョウが越夜隊の戦車群にバズーカをぶちこむ…始まる…
彼女たちの反抗作戦

【絵物語】
『量型三錬制/ニャンロッパの地にて領域飛ばす』

ノロイ博士は彼らの戦闘データを見ながら呟く…「技術は進歩すれども、陸上を制すことこそが、何より大事であり、海や空、宙は、一時の領域であり、絶対領域とは陸にこそあるのかもしれないなと思うわけですよ」

陸上戦艦ニャートレスに乗りながら、狂言回し的に呟くノロイ博士

陸上を制す、その最小単位が歩兵であり、最大単位が、機動兵器登場までは、戦車、陸上戦艦が主流だった…しかし、機動兵器群の登場により、戦場は一変する、歩兵が対戦車砲を装備することで、何とかなっていた時代は終わり、機動兵器群によって、歩兵は無力となった…、できることは、それらの援護および、補給物資を届けること…だけに思えたが…

ノロイ研究所の強化兵士計画が、
絶対優位を誇っていた機動兵器至上主義を変えていった。

「艦長…敵の歩兵が我が叶団の横腹を突き、進撃してきます」

「なんだと…」

ネオ越夜隊の陸上戦艦艦長は驚きの声をあげる…そして、拳を握り
命じる


「たかが、兵士ごときに…ジュエルリスタ隊で迎撃せよ！」

「おうおう…敵の機動兵器、確か…」

「ロボットでいいじゃん！」

「よくないです叶機ですね、あれは、ネオ越夜隊の主力兵器…油断はできませんよ」

リアが冷静に分析し、
リイが切先を担当し、場を荒らしていく
そして、リョウが芯解を発顕させる。

「ジェストパイツァーを仕掛ける！」

三人の芯解が呼び覚ます

「ジェストー！」

「ジェストー！」

「パイツァー！」

三位一体のジェストパイツァー
によって、彼らの攻撃が
ネオ越夜隊へと進撃す…

【絵物語】
『三者三撃』

戦場はカルテットへと変わる
あるいは、三重奏か…
いずれにせよ、戦場のリズムは
数による物量と質により決まるのだが…、時に戦いとは
英雄たち、癖のある者らによって進むことがある…
今まさに、陸上戦艦の艦長は
彼らの量型三錬制による伝説を見るのであった。

ジュエルリスタは、越夜隊の頃の機体から発展させたもので…
歩兵など、簡単に撃破できる…
そう思っていたが…

量型三錬制は単なる歩兵ではないことを身を以て知る…

「なっなんなんだコイツ…」

狼狽する艦長…
彼らに機銃を向けても止まることはないことは自明であった。

ジェストパンツァーは

2人が前衛としてチェストの如く
ジェット気流に乗って近接攻撃で斬りつけ…
1人が後衛としてパンツァーの如くバズーカを以て、重攻撃で撃破する。

三位一体と三つ子による乱れなき連携は、百戦錬磨のネオ越夜隊といえど…対応できるものではなかった…

こうして、ニャンロッパ方面に
新たな伝説、英雄が誕生する
オデッサシティにて反抗作戦を展開するエース部隊…
量型三錬制

後に三人一組で作戦行動をする戦術、サンイチ戦術を構築する礎となり、ニャンノ世界における基本戦術へと発展していくのであった。

(猫メモ)
本作はぴーけー様の作品
『違いがわからない…』
https://www.chichi-pui.com/posts/e77a31dd-0edb-452f-a23b-aa9f1d374aa0/
に登場した三つ子を量型三錬制として、物語化しました。

一枚目で
真ん中がリョウ、右がリイ、左がリア、リョウはリーダーで、リイが脳筋、リアは頭脳と、三つ子として、顔は似ているけど、性能は各々、数値に+20されているのかなと考えたりと、ジージェネを脳裏に浮かべながら制作していました。加えて、ニャンノ世界には、ノロイ研究所で強化兵士研究がなされていたなとなって、関連性を持たせることもできて、今後もオデッサシティで反抗作戦を展開していきたいなと思いました(о´∀`о)