小説『魔王クルラ・ザイガー』【ニャンノ世界】

【構成要素】
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【絵物語SNS版】

【ニャンノ世界】
『魔王クルラ・ザイガー』
漆黒の月、森は闇の軍勢を偲ばせて四典戒のリーダー、暴嵐のクルラは、己が光だと信じて疑わぬ彼方より来たりし護衛軍団に嘲笑する。「闇夜を討たんとする者どもよ、歴史を葬りにきたか…ならば、我を討つことができたらな！」
魔剣と魔銃、魔武装展開ッ！

【絵物語】
『魔王クルラ・ザイガー』
端的に簡潔に、即決に述べるとすれば、大儀なき正義など、結局のところ無意味で無価値なのではないかと思いつつ、魔王クルラ・ザイガーは、正しきは正義、光だと信じてやまぬ無知蒙昧な愚か者どもに、闇より来たりし深淵の斬撃を振るうべく、そして、魔王として、正義が勝つというセオリーをぶち壊すべく、馳せ参じる。
周辺には護衛軍団がやって来たのだが…どれもベタベタのベタであり、思考力の限界性を、人気取りの為に戦っているような貴族連中であった。
「おめでたい連中だな、聖剣を手にしたところで、所詮は生身…魔銃や現行兵器で死ぬるような、ちっぽけな生命体よ…」
結局のところ、ニャンノ世界以外の世界なんて別段、滅びたっていい…想像力、長編でもない、その日暮らし的な創作物よりも、長年積み上げてきた、世界に攻撃するような言葉を向けるぐらいならば、
魔王クルラ・ザイガーは深淵と成りて敵対者を倒す。

天や正義や、軍団が束となってかかろうとも、我が脳髄より来たりし、思考回路は、万の大群きたれども、破壊せすに至るほどの撃滅を敵対者に与えんとする。