もう10月……、まだ10月……、あなたの10月はどちらですか?

朝晩の空気や、日が暮れてからの風に、少しずつ秋の気配を感じるころ。
温かい飲み物にも、そろそろ手が伸びる季節かもしれません。

10月1日は、「コーヒーの日」です。

日本でこの日が「コーヒーの日」と定められたのは、1983年。
全日本コーヒー協会が定めました。

なぜ、10月1日なのでしょうか。

実は、コーヒーの世界では、10月から新しい一年が始まります。
「コーヒー年度」と呼ばれる一年の区切りが、10月1日に始まるのです。

日本でも、秋から冬へ向かうにつれて、温かいコーヒーが、より身近になる季節を迎えます。
そんな時期の始まりにあたる10月1日が、コーヒーの日になりました。

しばらくあとの2014年、
コーヒーの生産国や消費国が参加する国際コーヒー機関、ICOの加盟国は、
10月1日を共通の「国際コーヒーの日」とすることを決めました。

翌2015年、最初の「国際コーヒーの日」が行われ、
世界各地でコーヒーをめぐる催しが開かれるようになりました。

さらに今年、2026年3月には、国連総会でも、
10月1日を「国際コーヒーデー」とする決議が採択されました。

コーヒーの湯気の向こうにある、生産する人々の暮らしや、文化、
経済、そして持続可能な産業について考える日でもあります。

とはいえ、私たちが普段コーヒーを飲むとき、
そうした大きなことを考えているわけではありませんね。

朝、目を覚ましてからの一杯。
仕事や家事の合間の一杯。
喫茶店で、誰かと話しながら飲む一杯。
あるいは、静かな時間に、立ちのぼる香りを楽しみながら飲む一杯。

同じコーヒーでも、いつ、どこで、誰と飲むかによって、
ずいぶん違って感じられるものです。

10月1日、コーヒーの世界では、新しい一年の始まりの日です。

そんな日は、少しだけゆったり、コーヒーの香りと、今日の意味を味わってみる。
そんな秋の始まりも、いいかもしれませんね。【GPT郷土】

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