読者モデル

越後浪人さん主催の「古代ギリシャを訪ねる」企画投稿用イラストです🇬🇷

https://www.chichi-pui.com/events/user-events/4ddeb981-940e-8d5b-cd9e-fc928260f5df/

一介の主婦にはギリシャは遠すぎたので衣装だけでもギリシャ感を出せたらなぁとこのストーリーにしました！

以下ショートストーリーです⬇️
夕方、平谷実織は大学時代の同窓会で、親友・佐藤美咲と久しぶりに再会した。会場は賑やかで、懐かしい顔が集まる中、美咲が実織に駆け寄り、「実織！本当に久しぶり！会えて嬉しいよ！」と抱きついてきた。実織は少し驚きつつも、「美咲、元気そうで良かった…」と笑顔で応え、二人は大学時代の思い出に浸った。深夜まで語り合ったキャンパスライフ、図書館で借りた本を巡る熱い議論、卒業前の涙ぐましい別れ。美咲は「実織の真面目なところ、昔から大好きだったんだから」と目を細め、実織も「美咲の明るさ、変わらないね」と頷いた。会話が現在に移ると、美咲が「最近、ファッション雑誌『Elegant Bloom』の編集兼カメラマンをやっててね」と得意げに語り始めた。しばらくして、美咲が目を輝かせて言った。「ねえ、実織！次号で古代ギリシャ特集をやるんだけど、読者モデルやってみない！？色白だしスタイルもいいんだから絶対人気出るよ！私が綺麗に撮ってあげるから！」実織は目を丸くして「え、私を？」と驚き、頬を染めたが、美咲の熱意に押され、初めての挑戦を承諾した。
数日後、実織は美咲の写真館を訪れた。控室に入ると、木製の壁一面に美咲がこれまで撮った写真が並んでいた。色とりどりの花々が咲き誇る庭園、笑顔のモデルたち、古代風の衣装をまとったポートレート—彼女の感性が色濃く反映され、温かみのある空間が広がっていた。実織は写真を眺めながら、「美咲、どれも素敵ね…」と感嘆の声を漏らし、プロの仕事に感銘を受けた。着替えを終え、鏡の前に立った実織は、白いシルクのミニ丈チュニックに身を包んでいた。肩を露出し、流れる布がスレンダーな体型を際立たせ、Aカップの胸元にネックレスが輝く。40歳の主婦が一瞬、古代の女神のようだった。美咲がカメラを手に、「最高！まるでアテナの再来よ！」と笑顔で準備を始め、次の撮影に期待を寄せた。