ちちぷいＡ組 オニオン・フィクサー 結束を深め目標へ

『Tの意思』
https://suno.com/song/8ecda133-0932-4c83-83a0-75787d0a47af

優秀な諜報員となったＡ組のＡgentたちは
玉ねぎフィクサーから

「学んだことは実践して身に付くものだ。故に君たちに任務を言い渡す。これは、本来、私、1人で行うものであったが」

「いえ、先生、フウキ・フィクサーとして、Mのトイレ占拠はなんとかしなくてはならないと考えていました」

「ありがとう、今、ちちぷいスクールのトイレはプライバシーを侵害される領域となっている」

悩める人たちのもとに現れる怪異、

「トイレのM子さん」

もとい、Ｂ組からはトイレの英雄と
呼ばれ慕われる。
しかし、風紀委員やPTA、はたまた、国連からはプライバシーを脅かす存在として危険視されていた。

「今は、目立った悪事は見られないが、この能力が悪用されれば、機密情報ひいては、国家元首の暗殺、安全保障を揺るがしかねない！」

あのとき、電話で話した弟との最後の会話をオニオン・フィクサーは忘れない。

「兄ちゃんさ、今度、うちの食堂でアフロボン婆さんとコラボしてスペシャルメニューだすことにしたんだ！」

「へぇ、それは楽しみだな…学校楽しいか」

「うん、楽しいよ、それにMさんもなんだか、Ｂ組を盛り上げるの頑張ってて、僕も力になりたいなって今、玉ねぎ切ってるところ」

あんなに引っ込み思案だった
弟が成長したのもきっと、Mさんの
おかげなんだなと玉ねぎフィクサーは考える。

「じゃあ、その日は休みにして、ちちぷいスクールに遊びにいくよ」

「えっ！兄ちゃん来てくれるの！？やったぁー！あっ涙が出てきた…」

「おいおい、泣くなよ、オニオンだろ」

「泣いてない、今のは玉ねぎの涙ぁ」

その日を楽しみにしてた…、
雨が降る…

「玉ねぎ、あの子が死んだって…うっうわあぁぁ」

「母ちゃん…」

テレビでも報じられる玉ねぎスタッフの訃報に…彼は信じなかった。

(目の前でアイツの姿を見るまでは信じないからな)

「安心して母ちゃん、これはきっと、学校のエイプリルフールかなんかだよ」

「そっそうかい…」

そう、エイプリルフールかなんかだと、
しかし、４月１日、嘘は死によって、
覆される。
嘘で命は救われなかった。

「たっ玉ねぎぃぃぃー！」

玉ねぎスタッフのもう、生き返ることのない亡骸を抱え、兄は天に向かって慟哭する。

「なぜ、どうして、弟が死ななくちゃならねぇんだよ！弟がなんかしたってのか！なぁ、神様、なぁ、玉ねぎ！うそ、嘘だ、きっとまた、にへらと笑って…はっ」

「起きてしまった悲しみはもう、どうにもできないんだ…」

「ゼロ…」

陽群来巣ゼロ・フィクサーの顔は、
オニオンと同じように涙を流していた。
そして、玉ねぎスタッフは死んだのだと
ここで実感する。

命を失った…
ちちぷいスクールで…
なら、俺は…こいつの命を奪った奴を討つ、例え、地獄の底まで逃げようとも、

復讐の鬼になるオニオン・フィクサーが生まれた。

そして、現在、Mはキノコハザードを巻き起こすゾンビと化していた。
Ｂ組はばいおにゃんはざーどの終息でどうにか希望の光が灯ろうとしたはずが、
新たな脅威により、
再びＡ組とＢ組は分断される。
ゾンビ猫耳娘はまた、隔離され、
Ａ組による厳しい対処が敷かれた。

「ドウシテ私タチハワカリアエナイノカナ」

フハイ・ニャンコは涙を浮かべる

「結局、ニンゲンタチハワタシタチガ怖イノサ…タトエ、ウケイレル人ガイテモ、大多数ガユルシチャクレナイ」

トラウンマは
達観したかのような顔で外を見つめる。
彼らが外にでるのはまだ、先になりそうだ。

「ＡとＢが仲良くなれますように」

ベイカー先生は祈る。

「シズク、僕らはまた、アポカリプス化しつつあるちちぷいスクールを今度こそどうにかしないと！」

「絶対に防ぐにゃり！」

スクールの平和を日常を守る戦いが始まる。

「Ａ組の皆、行くぞ！」

ぷいスクキノコ祭りもとい
キノコハザードを広げる災厄
トイレのM子が、ゾンビを増やしている。
なぜ、Mが…スクールの楽しさを盛り上げる人物が…

それは、本人と対峙してみなければ
わからない。

世界の脅威になるのなら、
そして、弟の死の真相はMが握っているのだから…

(猫メモ)
風紀委員会、問題対処のため、
Ｂ組の校舎を封鎖、
戦車、BR、装甲車を要請
アミガルズ出動、
世界各国の部隊も、
Ｂ組のキノコハザードを受け、
出動する。
陽群来巣、
偵察部隊として、Ｂ組校舎の内部へ向かう。

前回の玉ねぎ
https://www.chichi-pui.com/posts/57a034c4-804d-4b66-b037-a87b0ba509b3/