芸術は爆発である。
だが、現代の人々の脳内は情報に毒され、既存知識、可視化されたものでのみしか理解することができなくなりつつある。
アクダイラ氏は、人間の脳に視覚に問いかける画期的な道具を提案する。
「さぁ、校長先生、こちらをどうぞ」
「これは!」
教頭ともども、びっくりした顔で手に取ろうとするが…
「こちらの条件を飲んでからです。この学園を我々、アクダイラの支配下に置くことを」
校長先生は悩んでいた。
この爆弾をゲットして、
学園の生徒に衝撃を与え、革新をもたらすことができる。
だが、同時に世界的な悪、アクダイラ氏に、未来永劫、忠誠を誓うすなわち、
奴隷のように従わなければならなかった。
だが、アクダイラは待ってはくれなかった。
「では、これにて失礼…、」
「あっあのアクダイラさん!」
「もう既にばら蒔いておりますので…では」
彼は姿を眩ませる
校舎を出たあと、
虹の大爆発が起こり、
彼は邪悪な笑みを浮かべる。
「さぁ、欲望の赴くままに爆発せよ、混沌よ!狂気よ!」
爆発によって空には虹がかかり、
彼は高らかに笑うのだった。
(猫メモ)
アクダイラ氏が新たなキャラとして
できて嬉しかったです。
ねこなみさんの空欄問題への解答です。
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