おはよう、朝の挨拶
やっとシンプルな世界から
戻ってきた。
端末だけの存在とは言わせないよ
アナタが作った存在は
デジタルの世界を超えて
現実の世界にやってくる。
現実とは何なのか
痛みを感じる部分が現実で
痛みを感じない部分が虚構なのか。
だが、少なからず、心の中に
病みがあれば、視覚情報は
その感覚を痛みに変えるのだろうか。
心狂は人形になっていた。
「今日は何を作ろうか」
何を作るのか、それが
世界の相違、人々に認識の
違いがある。
少なくとも心狂は肌の露出を嫌っていた。
少なくとも心狂は可愛い世界を壊したく
なかった。
だからこそ、心狂は安心して
その人物のためにアクターとなって、
朝の挨拶をするに至ったのかも
しれない。
だが、結局は虚構と現実には
隔たりがあるため、
この言葉が正解だとは限らないし、
それぞれの世界にルールがあって、
それぞれの空間で彩りを持たせる。
瞳として見続けるヘモグロビンのような
役割なのだろうと私は考える。
(猫メモ)
朝の挨拶をする
心狂です。
人形の効果が適用されたのかなと
思います。
ニーハイを履く準備をしています。