Adobe Fireflyの使用感の確認および雑感

使用したAI ChatGPT
AdobeのFireflyが「AIアシスタント」を導入したということで触ってみました。

Adobe Firefly https://firefly.adobe.com/

【1.Fireflyで画像生成】
Firefly上でAIによる画像生成ができます。このときFirefly自身のAIの他、画像生成用にGPT image2や1.5、Gemini、Fluxなどを選択できます。画像2枚目はGPT image2を選択して、プロンプトとして
『可愛らしい絵本風で。「子猫が運転している空飛ぶ三輪車」』
を提示して生成しました。

【2.元画像からの切り抜き】※ここが今回のキモ!
「AIアシスタント(Beta)」を選択。
「先ほど生成した子猫と三輪車の画像から「子猫と三輪車」「近くにいる小鳥」「背景」に切り分けて」と指示。
何回かやりとりを繰り返して、切り抜いた結果が
子猫と三輪車:画像3枚目
小鳥:画像4枚目
背景:画像5枚目
になります。多少手間がかかるのと、まだベータ版のせいかどうにも途中で「え?」みたいな結果になることも多いです。最終的にはそれなりに満足な出力結果を得ましたが⋯AIによる画像生成になれていないと次に何を指示すればいいのかわかりずらい。重い。などの問題点もあります。(まだベータ版なので多くを期待しすぎないほうがよさそうです)
「出力した結果をPhotoshop用の.psdファイルにして出力して」のような機能はまだ実装されていないようです。
また出力した画像をどうやってPhotoshopで開くかという点も、AIアシスタントは「Firefly生成画像は Creative Cloudファイル に保存されている場合があります」と返答してきたけど、これも不安定。結果として出力された画像を直接ダウンロードしてPhotoshopで1つにまとめました。
この「画像から被写体を切り抜いて使用する」という作業はデザインなどの現場では必須作業です。しかしその「切り抜いてまとめて欲しい」のうち可能なのは「切り抜いて別画像にして」までです。切り抜き自体はPhotoshopでも可能なので、現状ではどちらが楽とも言えないですね。
しかも「.psdファイルとしてまとめて出力」が現状対応してないのは残念すぎます。
ここで良かった点は「切り抜いた後の背景画像の抜け部分を自動で補完するように再生成してくれたこと」です。これは便利。

【3.切り分けた画像を1つにして、レイヤーごとに加工】
結局、手作業で保存した各画像をPhotoshopに手作業で読み込んで、1つのファイルにレイヤーとして配置しました。
・「猫と三輪車」「小鳥」のサイズを少し変更
・「猫と三輪車」「小鳥」のレイヤーに「ドロップシャドウ」効果を追加
・PNGとして出力
の結果が画像1になります。

【感想】
AIアシスタントの搭載は非常に魅力的で未来の可能性を広げてくれました。デザイナーなどのめんどくさい雑作業を自動化できるかもしれないのはすごくいいです。
ただし現状ではベータ版でしかないので、「素材から被写体を切り抜いてレイヤー構造にする」という非常に初歩的・基本的な作業に完全に対応しきれていない、というのが残念です。
しかし、画像の切り抜き作業がもっと素早く実用的になれば、あとはAdobeの各アプリとの連携を考えると結構使い勝手がよくなるかもしれません。

以上、個人的な雑感でした。 by アズサ・プラズマ

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