『皇帝陛下、エルフ国侵略宣言』【ニャンノ世界】

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【絵物語】
『皇帝陛下、エルフ国 侵略宣言』

エルフ国に宣戦布告を宣言した
先の大戦、ノスタリア戦域侵攻に失敗した
ヤドルガンズ帝国の
先皇ノイエザイン皇帝より簒奪し
民意に語りかけ、大衆たちの期待を背に
相反する勢力をノイエザイン皇帝の首で黙らせた。

「父君は愚かだった、新しい世の中を作りたいといいながら、他世界に侵攻するなんて…だからこそ、プラハなる存在に数多の兵士が殺られてしまうのだ…」

首を掲げ宣言する…

「これより、ヤドルガンズ帝国を一新する…旧体以前とした、秩序、軍事形態では、何もなせないだからこそ、具体的な物を差し示す！」

【軍事面】
物量に任せた軍事ではなく…
少数精鋭により多大な戦果を得ることを
目的とした軍の編成
連携を密にした組織的防衛戦術

今まで両側面を担っていた軍の解体
攻衛/防衛の二分化
派閥争いをした勢力は両者処刑
→内乱による不安の解消

【内政面】
年功序列的な政治体制を解散
特権的制度に甘んじていた貴族を除外
→腐敗の一掃

実力のある者を
平民獣人数多の種族問わず採用する
→多面的な物事の解決を可能とする

しかし、
懸念も意志決定に懸念が生ずる…
ザインハイム皇帝の操る
幻影ザインハイム皇帝と知識人で
社会モデルを形成する。
→もし、解決できない問題が生じた場合
→哲学者や思想家を招き物語化させて、現状を可視化させる

など、様々な改革を実行し、その手は、
血に濡れていた…

「戦争判断をする理由…この黒き眼が問いかけるのだ…進化には戦争と覇道が必要なのだと…」

片眼を隠して、彼方を見つめる…
ある種の残響を有しながら…
微笑む

「聞こえるよ魂の声が、数多の悲しみが私の声に聞こえるよ」

悠久より彼方にありし…その先に見据える悲しみの音楽、旋律が、奏でられた楽奏が…

「命令とは言わすとも私は…既に壊れてるのだ…心の何処かが…笑顔を向ける闇の人…一人しれずの道化のままに…」

奏でる音楽の螺旋の音を
ピアノに込めて
森を破壊する

「君たちの働きに期待してるよ戦闘妖精たちよ…」

胸のうちに野心を秘めながら…
策謀と謀略を秘めつつエルフ国攻略へと向かう…その中に眠る秘密を暴いて、覇権を握るために動く帝国の皇帝

ザインハイムは黒き笑顔を伴いながら…