しんかんせん

使用したAI Dalle
『新幹線と小さな旅人』

ガタンゴトン、ガタンゴトン――

新幹線の窓から流れる景色を、少女はじっと眺めていた。

「わぁ……山がどんどん遠くなる……!」

隣に座るおばあちゃんが優しく微笑む。

「新幹線は速いからねぇ。もうすぐ都会に着くよ」

「楽しみ!」

少女はワクワクしながら、小さなリュックを抱きしめた。

都会に住むお母さんに会いに行く、久しぶりの旅。

おばあちゃんがそっと、おにぎりを手渡した。

「ほら、お腹すいたでしょう?」

「うん!」

にこっと笑って、おにぎりを頬張る。

――その瞬間、新幹線がトンネルに入った。

「わっ、暗くなった!」

「ふふ、すぐに明るくなるよ」

言われた通り、すぐに光が差し込んできた。

「わぁ!」

少女は嬉しそうに目を輝かせる。

「新幹線ってすごいね! どこまでも走っていけそう!」

「そうだねぇ。いつかひとりでも、遠くへ行けるようになるよ」

「うん!」

少女はおにぎりを食べながら、また窓の外を見つめた。

――この新幹線は、どこまでもどこまでも、夢を乗せて走っていく。

呪文

入力なし

すらいむさんの他の作品

すらいむさんの他の作品


新着AIイラスト

すべてを見る