悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくんその２

全年齢イラスト「悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん」においてボケたサンタのジジイを踏んづけてプレゼントを奪おうとした悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
しかし！なんとプレゼントはいつも当日の昼間に買い集めるのだという。
つまりまだプレゼントは集まっていない。
そのうえ………。
サンタ「しかしなんじゃのう………おぬし」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「へ？」
サンタ「皆な楽しみにしているプレゼントを独り占めしようなどと……悪い子じゃのう」
そう言うサンタの姿がみるみる大きくなり、超マッチョになってくる。
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「ほ、ほげぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
サンタ「オヌシの様な悪い子にはお仕置きが必要じゃのぅ」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「はわ、はわわわわわわわわわわわわわ！」
迫力満点になったサンタを前にブルブルガタガタ震えて涙目になっていく悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「ひ、ひぇぇ……ご、ごめんなしゃい……しゅいましぇんんんんんん！」
サンタ「む？」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「しゅ、しゅいましぇん！ごめんなしゃい！もうしましぇん！ゆ、許してく、くだしゃいいいいいぃぃぃぃぃ！………ど、どうか命だけは！……命だけはぁぁぁぁぁぁ！」
大号泣しながら土下座し始めた悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
サンタ「たわけ！ワシはサンタじゃぞ！子供の命を奪ったりするものか！」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「しょ、しょれじゃあ………」
サンタ「ただしオヌシは今年のプレゼント無しじゃ」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！しょ、しょんにゃあ……しょんにゃあ………わあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！楽しみに……じゅっと楽しみにしてたのにぃ！くいすましゅぷえじぇんと……一年前からじゅっと楽しみにしてたのにぃ！」
プレゼントが無しと言われ、ショックのあまり泣きじゃくる悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
さすがにあまりの大号泣にちょっと可愛そうになったサンタさん。
サンタ「よし、それならこうしよう。おぬし、明日一日いい子にしておれ。コロポックルの里のみんなに優しくし、家でお母さんの手伝いをして、妹の面倒も見てやるんじゃ。お父さんが帰ってきたら出迎えて肩でも揉んでやるといい。爺ちゃんの将棋の相手をしてやるのもいいぞ？とにかく明日一日いい子にしておるんじゃ。もし約束通りおぬしがいい子にしておったらちゃんとプレゼントをあげよう」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「ホ、ホント！？や、やったあ！オイラちゃんといい子にしてるよ！」
サンタ「分かった、ちゃんといい子にするんじゃぞ？口先だけではだめじゃ。ちゃんと見ておるからの！」
悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「うん！もちろん！」
こうして悪い子ロポックル赤髪お兄ちゃんズくんはコロポックルの里に帰っていきました。