執事を手助けする事に同意を得られた月美。
ただ、みっともない姿を晒してしまったなぁと今更ながら恥ずかしい朝を迎えた。
月美(やぁっちゃったなぁぁ💦)
色々爆発させてしまった感で意気消沈...
月美(ブッサイクな泣き顔をアイツに見せちゃったぁぁああああ💦)
穴があったら入りたい気持ちだったが、部屋の外が何やら騒がしい?
ドアを開けると、葵が執事に突っかかっているではないか...
②
葵「兄に!昨日なしお姉ちゃん泣かしたんね!」
どうやら、月美が泣いた現場を見たのか?その原因は執事が何かしでかしたのではと責めているようだ。
執事「いや、僕は特になにも💦」
葵「んーーーー!でもなしあげん泣いてたん!?いつもの超朴念仁作動で泣かしたんちゃう!?」
困り顔の執事💦葵の怒りは心頭だ💦
③
月美「あ💦葵ーーー💦大丈夫、ラーヴィから何かされたんじゃないから💦」
どうやら執事が泣かしたと、勘違いしている葵に、急ぎ執事の弁護をする月美。
④
葵「お姉ちゃん優しすぎるけん、すぐ許すんやき!」
月美「でもね?葵、ホント💦ラーヴィは一切悪くなかとよ💦アタシがちょっと抑えれなかっただけやき💦」
葵「そうなん?ならいいけど」
月美「むしろ、不安が解消して、安心からの泣きやき💦ね?」
葵「ミントちゃんの件もあったき、てっきり...ごめん、兄に」
素直に謝る葵。
執事「かまわない、それより遅刻するぞ?葵」
葵「あ!やっば💦ごめん、兄に💦このお詫びの埋め合わせ、帰ってからするね💦」
慌しく葵は登校していった。
⑤
月美(葵ったら...)
執事「良かったな、慕われて...そして助かった、ありがとう」
月美「そだね、大切な妹からあんなに慕われるなんて、幸せもんやね、アタシ」
執事「今日は公務、軽めにして頂けるように旦那様に伝えたよ」
月美「アンタ...勝手な真似を」
執事「兎に角、無茶無理して御身を損なう事は僕は望まない。どうか、お願いしたい」
月美「...そうやね、ここ最近懇詰めてたんは事実やし💦アタシも反省するわ」
ほっとする執事。ふと、思い出したように月美は告げる。
月美「そそ、アンタに見てもらいたい物があるき、昼過ぎ予定あけといて♪」
月美はとある乗り物を、執事に披露するつもりだ。