彼女は嘘をつけない

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もともと素直な性格なのは勿論だが、ほとんど小学校低学年の子と大差無い彼女をみていれば、仮に嘘をついたとしてもそれはすぐに分かる。そう、彼女は僕に嘘をつけないのだ。だから、SNSで見つけた写真…沢山の男にひどく汚された、彼女に瓜二つの女の子の写真、これを見せればきっと、僕が一晩悩んだ疑問は簡単に解決する筈だ。最初の言葉を言い澱む僕の様子に、カーテンを開けてくれた彼女は首を傾げる。朝日に照らされる彼女の笑みを目にして…僕は、酷く自分を恥じた。何を考えていたのだろう。そもそも彼女はスマホなんて持ってもいないし、SNSの日付はハロウィン当日、ただの頭と股が緩いコスプレ女がハメを外してしまったと考る方が自然だ。何より本物の彼女を前に見比べてみれば、こっちの方が何倍も何倍も愛らしいじゃないか。スマホに映る下品にニヤけた女から視線を上げれば、嬉しそうに微笑み返してくれる彼女。疑ってしまった上に、他の男達の玩具にされる姿を想像して…最低な、あり得ない妄想で好きな人を汚してしまった。本当にごめん。言い出せないけどせめて、今日はおいしいものを買ってきてあげよう。そう思いながら、スマホの画面を元に戻した。

呪文

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