電話との闘い (昭和シリーズ)
電話は俺にとって闘いなのだ、電話では相手が見えないから、数秒の沈黙で相手が不安になるらしい。
待ってくれる人もいるが、悪戯かと思われてガチャンと切られることもある。
今回、どうしても自分が電話しなくてはならない状況になった。
セリフは目の前のメモに書き、意を決して電話する。相手は出たが、俺の口からすぐに言葉が出ない。
でも、相手は待ってくれた。たどたどしく言葉を使い要件を伝えてメモする。
受話器を置いて上手くいったと思ったら、机に突っ伏した。疲労困憊だったらしい。
窓を開けて風に当たったら、やっと笑顔になった。
俺にとって電話は闘いなのだ・・・(;^ω^)
誰に電話したかって? まあ・・・一応は彼女かな・・・結構美人な幼馴染なんだ・・・
今日、40分も遅刻したからご飯奢れと言われた。
幼馴染は道の反対側に住んでいる。歩いても数分だ。なのに電話させたのは、アイツからの罰ゲームなんだ。
こんなに近いのに、俺が電話ダメなの知ってて電話しろって言った・・・性格本当に悪い・・・
あいつ皆には優しいのに、俺には凄く厳しいんだよな・・・何でだろうな・・・
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