これは、飲めそうにねえな…

使用したAI Stable Diffusion XL
「ううーん、このタンクも…駄目か」

崩壊した世界で残った酒を飲み歩く放浪旅。

私は崩壊前に一度訪れたことがあるウイスキーの蒸留所に辿り着く。

正面入口のブロック塀は軒並み崩れていたがエントランス棟を含めた建物は健在のようだった。

早速棟に入れば数名の職員らしき人達。

話を聞くとやはり元々ここで働いていたとのことで、近隣の復旧にレンガや木材を大量に使ってしまってこの施設の修復まで手が回っていないらしい。

じゃあウイスキーも残ってなさそうですかね、と聞くと、残っているのを見つけられればご自由にどうぞ。見学試飲は今も無料ですよ。と快く施設内へ案内してくれた。

まずは熟成倉庫に立ち入ったがやはり中身の入っているウイスキー樽は残っていなかった。あっても割れた樽に残って濃縮されまくった一舐め分くらいでこれは逆に濃過ぎて飲めないし衛生的にもちょっと気になる。

なので蒸留室で樽詰め前の蒸留タンクに原酒が残ってはいないかも見て回ったが、こっちもほとんどはヒビから中身が流出してしまった後のようだった。

「ていうかそりゃ職員の人が残ってんだから、どのウイスキーが無事だったかくらい確認してるよねえ…」

うろうろしてたらまだかろうじて読める、ウイスキーについて解説された案内プレートを見つけた。

(あとで職員さんに有料試飲はあるか聞いてみよう…)

そんなことを考えながら大人しく蒸留所見学に興じることにした。


model:NNGMIX-XL v3.0

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どうにかして蒸留所にあるでっかいポットスチル(ウイスキーの蒸留器)を出したかったのです。

最初は
廃墟の酒造=abandoned brewery
ひび割れた玉ねぎ型で細い管の巨大な銅のポットスチル=cracked huge copper pot still with an onion-shaped body and narrow neck processing the liquid
伝統的なウイスキー製造=Whisky distillation process in a traditional distillery

とまあここまで工夫して頑張ったのですがポットスチルは出ませんでしたねえ~。
なので妥協してポットスチル部分をアルコールタンクにしました。


リアル私は数年前にウイスキー蒸留所の見学試飲で無料だからと調子に乗ってウイスキーロック三杯飲んで酔っ払っちゃったのはいい思い出です。

呪文

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