金印と銅鏡貰って喜ぶ卑弥呼

西暦239年――それは倭国の歴史に燦然と輝く日となった。魏の国から使者が到来し、ついに卑弥呼のもとへ「金印」と「銅鏡」が届けられたのだ！宮殿の広間にて、煌びやかに輝く金印を受け取ったその瞬間、卑弥呼の目に涙が光る。「これが……これが世界に認められた証なのね！」と、声高らかに叫んだかと思えば、次の瞬間、足元を軽やかに蹴り上げ、空中で華麗な二段ジャンプを披露。
70歳とは思えぬ俊敏さに、周囲の若き巫女たちは大喝采。「さすが卑弥呼様！やっぱり御神託の力は筋力にも効くのですね！」と興奮気味に拍手を送る。その中で、ひときわ若い巫女がぽつりと呟く。「でも……卑弥呼様、これってただの金のハンコと鏡ですよね？」その言葉に卑弥呼はぴたりと止まり、空中で見事な回転を見せながら着地。
「分かってないわね、これはただの印や鏡じゃないのよ！」とキラキラした目で語り始める。「これこそが、我が倭国が魏の国と並び立つ存在である証！これがあるから、もう誰も『あの国、地図にないよね』なんて言わせないのよ！」その熱弁に巫女たちはさらに感動し、一同で万歳三唱。
その後、宴会では金印を握りしめた卑弥呼が、得意の舞を披露。その動きはまるで金印と鏡の精霊が宿ったかのように軽やかで、巫女たちの笑いと歓声が絶えなかったという。後の歴史家はこの日を「卑弥呼ジャンプの日」と記録することとなるが、それはまた別のお話。

能力名：鬼道の術
味方全体の士気を一定時間上昇させると同時に、敵を恐怖状態に陥れる。

能力名：巫女の結界
魔法系攻撃を無効化し、一定時間自軍を守るバリアを展開。