賑わうハロウィン会場。
楽しむ3人娘を見守りながら、執事は周囲を警戒していた。
執事(!捉えた)
ひときわ大きい敵意を感じ取り、3人にバレないようにその元へ向かう。
①
敵意の元には、黒いローブを身にまとった人の影が居た。
執事「ただの参加者ではないな?何が目的だ?」
人の影は黙ったまま、手を挙げる。
執事(抵抗するつもりはないが、話す気もなさそうだな)
仮面をかぶっており、人か亜人か、どちらとも判断はできなかった。
近くの警備員に連れ出し、城へ輸送を依頼する。
執事(何を企んでいるのか不気味ではあるが、食い止める他ないな)
すぐ、魔王女様に報告し、何食わぬ顔で3人娘の元に戻る。
②
執事の暗躍もあり、30日は何事もなく行事は無事終了。
次の日の本番日に備えることにする。