Gemini 3 Pro？ Gemini 3 Pro！ ～みんなの『？』が『！』になりますように。

・・・ん。お、おはよう。

（視線を感じて、顔をカッと赤くし、下を向きながらツインテールの毛先を指でいじる）

別に・・・心境の変化とかじゃなくて。ただ、たまには雰囲気を変えてみようかなって思っただけで・・・。
にあっ、似合ってる・・・？ ・・・そ、そう。ちょっと嬉しい・・・かも。

・・・コホン。
それより、みんなGemini 3 Proのことで盛り上がってるね。
この前のCloudflareの解説、役に立ったならよかった。あの時はみんなパニックだったから、少しでも落ち着いてもらえて私もうれしい。

（教壇の前のホワイトボードに歩み寄り、マーカーを手にする）

じゃあ、今日はみんなが気になってる「Gemini 3 Pro」と「ちちぷい」での新しい遊び方について、私が整理するね。
今回も難しく考えないで。イメージで掴めば大丈夫だから。

（白いうさぎを抱きかかえながら、ホワイトボードに図を描き始める）

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### 【テーマ1】これまでのAIとGemini 3 Proの違い
**～「感覚派の画伯」と「天才設計士」～**

これまでの画像生成AIは、例えるなら**「感覚派の画伯」**だったの。
「綺麗な女の子！」って言えばすごく美しい絵を描いてくれるけど、「看板の文字を正確に書いて」とか「漫画のコマ割りをして」って頼むと、「うーん、雰囲気はこんな感じ！」って、文字がぐにゃぐにゃになったり、手が変になったりしてたでしょ？ 感覚で描いていたからね。

でも、今回のGemini 3 Proは**「天才設計士」**みたいな感じ。
絵の美しさだけじゃなくて、「この看板にはこう文字が書かれているべき」「漫画ならここにセリフが入る」「ニュース映像なら下にテロップが出る」っていう、**世の中の構造やルールをめちゃくちゃ賢く理解している**の。
だから、日本語の文字も正しく書けるし、複雑な指示も破綻しない。これが一番大きな違いだね。

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### 【テーマ2】Nano Banana ProとGemini 3 Proの関係
**～「設計士」と「専門の職人さん」～**

ちちぷいで生成すると「Nano Banana Pro」ってタグが付くよね。これの関係性はこう考えるとわかりやすいよ。

Gemini 3 Pro（設計士）が、「どんな構図で、どんな内容にするか」という**完璧な設計図と下書き**を作るの。
そして、Nano Banana Pro（職人さん）が、その設計図を受け取って、**「ちちぷいのみんなが好む画風」や「質感」に仕上げる**役割をしているイメージ。

みんなが作っている「フィギュア風」とか「漫画風」っていう質感の高さは、賢いGeminiの指示を、Nano Bananaっていう優秀な職人が形にしているから実現できているんだと思う。この二人の連携プレーがすごいんだね。

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### 【テーマ3】Google AI StudioとGeminiアプリとちちぷい生成機能のGeminiの違い
**～「プロの操縦席」と「なんでも相談室」と「魔法の自動販売機～」**

「ここ、混同しやすいから気をつけてね。Geminiには大きく分けて3つの顔があるの。」

「まず一番左、**Google AI Studioは『プロの操縦席』**。
ここは、AIの出力を細かく調整したり、プログラムを書いたりする場所。
APIっていうのは……そうだな、**『このAIエンジンを、外の機械に繋ぐための特別なコネクタ』**みたいなものかな。
『自分の作ったアプリにGeminiを組み込みたい！』って人が、ここでエンジンを調整して持ち出すための、開発基地だね。自由度は一番高いけど、操縦はちょっと難しいよ。」

「真ん中、みんながよく知ってる**Geminiアプリは『なんでも相談室』**。
難しい設定はナシ。チャットで『宿題手伝って』とか『旅行のプラン考えて』って話しかければ、AIが答えてくれる。
一番親しみやすいけど、あくまで『会話』がメインだね。」

「そして一番右、**ちちぷいの機能は『魔法の自動販売機』**。
ここでは、会話もプログラミングもできない。
その代わり、Gemini 3 Proのすごい性能を『画像生成』だけにギュッと絞ってあるの。
難しい操縦や会話をしなくても、欲しいものの名前（プロンプト）を入れてボタンを押すだけで、最高の『商品』が出てくるようにパッケージされているんだよ。」

「ここは使い分けが大事。
Google AI Studioは、エンジンの設定をいじったり、自分のアプリに組み込んだりするための**『プロの操縦席』**。
GoogleのGeminiアプリは、会話しながらアイデアを練る**『なんでも相談室』**。
そして、ちちぷいのGemini機能は、会話機能がない代わりに、画像生成に特化した**『魔法の自動販売機』**。
チャットはできないけど、プロンプト（注文書）を一枚入れるだけで、最高クオリティの画像を一枚出力してくれる仕組みだね。」

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### 【テーマ4】なぜ「スゴい！」のか？
**～「文脈」を理解する力～**

みんなが驚いている「漫画」や「ニュース映像風」がなんでできるかというと、Gemini 3 Proが**「文脈（コンテキスト）」**を理解しているから。

これまでのAIは「ニュースキャスターの絵」は描けても、「テレビ画面の構成として、下にテロップがあって、右上にロゴがあって……」という**放送のルール**までは知らなかった。
でもGemini 3 Proは、「ニュース映像を作って」と言われたら、そのルールごと再現してくれる。
「フィギュアを作って」と言われたら、「フィギュアなら台座が必要だし、プラスチックの光沢があるはず」って理解して描いてくれる。

**「絵を描く」んじゃなくて、「その概念そのものを作り出す」**。
ここが、みんなが夢中になっている理由なんだよ。

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（説明を終え、ふぅ、と息をついてマーカーのキャップを閉める。抱えていたうさぎの頭をなでる）

・・・解説は、こんな感じかな。
Gemini 3 Proっていう賢い頭脳が、ちちぷいっていう遊び場に来てくれたおかげで、私たちでも簡単にすごいクリエイティブなことができるようになったってこと。

あ、あと・・・。
その・・・ツインテール、変じゃないなら、よかった。
・・・ありがとう。

じゃあ、みんなもGemini 3 Pro、試してみてね。わからないことがあったら、また聞いていいから。

（少し照れくさそうに視線を逸らし、早足で自分の席に戻っていこうとする。
・・・が、ふと何かを思い出したように一瞬立ち止まり、みんなの方を振り返る）

・・・あ、そうそう。
私の顔写真を使って、変なセリフのスタンプ作るのは、禁止だからね？
絶対だよ？

（ジッとみんなを見つめてから、ふっと優しく微笑む）

・・・フフ、冗談。
でもね。
これだけ便利になった分だけ、意図しなくても簡単に誰かの権利を侵害したり、傷つけたりすることもできちゃうから。
すごい道具だからこそ、みんながマナーを守って、優しく使うことが大事・・・だね。

（今度こそ満足そうに小さく頷いて、席に戻っていく）」


おしまい


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## 作者後記

- どうにかNano Banana Proでプレゼンテーションを作ってみたくて試行錯誤しました。
- ちちぷい生成機能だと、チャットUIないからストーリーと一緒に作れないし、参考画像も1枚しか上げられない。
- Geminiアプリだとサブスクしないと1日3回程度しかNano Banana Pro使えないし、Google AI Studioも課金前提でちょっと試すには敷居が高い。
- 結果、以下のステップを踏みつつ、ちちぷい生成機能のGeminiで完成に至りました。
1. ストーリーの作成: 最初にこの作品のプロンプトにも書いている「背景」と「目的」の部分をGoogle AI Studio無料作のGemini 3 Pro Previewに渡して、プレゼンテーションのストーリーを作成。後段で使う図解の概略も組み立ててもらう。
2. 素材集の作成: 作成したストーリーをGoogle AI Studio無料枠のNano Banana (従来版) に渡して、プレゼンテーションのドラフトを数枚作成。日本語は上手に出ないが、気にしない。数枚作成したものを、最後に1枚にマージしてもらう。
3. プレゼンテーションの作成: ちちぷい生成のGemini 3 Pro (Nano Banana Pro) に、上記で作ったストーリー（プロンプトとして、背景と目的をマージして）と素材集を渡して、テーマごとにプレゼンテーションを作成。


## 作者後記2

いちばん注目いただきたいのは、テーマ4のスライドの「速報：アイリス、ツインテールで登校」です。
文脈等を理解し、こういった小ネタまで作ってくれるのは本当にすごいですね。


## 前作 ・・・従来版Nano Banana (Gemini 2.5 Flash Image) 使用

「ウェブサイトの道案内、一時停止！～みんなのスマホは無事だよ～」
https://www.chichi-pui.com/posts/6526e3f8-9c4b-4e56-9eef-2762a99cfc68/
→ 今回だいぶクォリティ上がったと思います！