2024年の「今年の漢字」に選ばれた「金」には、光と影の二つの側面が反映されています。
★ 光の「金」
- パリオリンピック・パラリンピックで日本選手が多くの金メダルを獲得したこと
- 大谷翔平選手が50-50達成と3回目のMVP獲得で値千金の活躍を見せたこと
- 佐渡金山が日本で26件目の世界文化遺産に登録されたこと
- 20年ぶりに新紙幣が発行されたこと
★ 影の「金」
- 政治とカネ・裏金問題が大きな話題となったこと
- 全国各地で闇バイトによる金目当ての強盗事件が多発したこと
- 物価高騰が止まらず家計を圧迫していること
これらの理由から、「金」は22万1971票の応募の中から1万2148票(5.47%)を集め、1位に選ばれました。
「金」が選ばれるのは2000年、2012年、2016年、2021年に続いて5回目となり、いずれもオリンピックが開催された年という共通点があります。