地下の秘密部屋にて、執事に事の真相を告げる...
執事「なるほど。そんなことがあったのか」
魔王様、アウディが帝国の使者との会話を、偶然聞いてしまった月美...
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月美「ラーヴィは任務で離れていたから...たまたまアタシが通りかかって...ね」
執事「戦争...か...」
目を閉じ考える執事...目を開き、じっと月美を見つめたまま
執事「...まさか、向こうの要求を飲むつもりか?」
頷く月美...
執事「髪を変えての決意がそれか?」

月美「そうよ。アタシが行けば...皆無事で過ごせるんよ?6国の全国民も、領土も奪われることないやん?アタシが人柱になれば」
溜息を吐く執事...ジト目のまま...言いようの無い怒りが、込み上がってくる

執事「馬鹿野郎...相手が反故にしてしまう可能性もあろうが」

月美「!?馬鹿っちなんなん!!」
執事「一人で先走って考えてから...出した答えが、決意が、皆を見捨てるとか...な」
珍しく棘のあるセリフを放つ執事...苛立が顕にでている...
いつもの口論と違い険悪さが漂う...

月美「見捨てるとか!違う!色々考えたんやき!ひどいよ!」
執事「混乱したまま、まともに考えられないまま、単独で判断するな!しっかりしろ!」

月美「うるさい!ならどうしたらよかと!敵の数は5億よ!?それに、5億以上の戦力も温存されてるかも知れない!!そんな大軍押し寄せたら...九州大陸トンでもないことになるやん!民が!命が!それに、相手国の兵隊の命も!絶対に戦争は開戦避けないかんめーもん!」
激昂し合う二人...相手兵士の命も大事に考える...5億の人命を奪う等で到底想像を絶する...
月美は泣きながら嗚咽を漏らす...もとより、

月美「アタシだって!行きたくないわよ!?でも...理不尽な暴力で命を奪う!戦争だけは!?絶対あったらだめ!」
ふと執事も我に返る...いつになくヒートアップしていた...
執事(何故こんな必死に焦る?僕...だが、抑えれなかった)
失いたくない...この主を...何故だろうか?
月美が居なくなることに対して否応に拒否反応が出てしまい、つい激昂してしまった...
元より、害魔獣ですら、一時期慈悲を考えていた...底無しの慈愛溢れる性格だ...
責め立ててしまったことを深く反省する執事...
執事「すまない...しかし、一人で抱え込まないでくれ...頼む」

月美「......どうしよぅ......」
執事「ここでどっしり構えて応戦するほかないだろう。相手国の出方を聞く限り、約束なんぞあてにならん...」
月美「アタシ...は...」

執事「...僕は...月美を失いたくない...それに、この国の皆も、椿咲達も、月美を失いたくないはずだ」
不意に言葉と涙が出る...自分は勝手に去ろうとしていたのに、なんとも身勝手な発言だが、国中の民も、妹達も、魔王女様を失うなんて、到底反対するだろう。
椿咲「そうですわよ!お姉様!」

気が付けば椿咲、葵、ミントの3人が傍に駆けつけてきた。
こうして役者は揃い踏みとなった...

( ・ิω・ิ)っ明日に続く
~且(・ิω・ิ ) しかしこれ、僕はアオイさんに刺されそうだな
.':∵(・ิω・ิ(🔪∵:。早すぎん?

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