エルフちゃん・コスプレ……と昔話

懐かしのゲームのコスプレ第2弾。
あ、あれは……『同じ色の生命体が４つ集まった場合、対象を時空の彼方に消し去る』という伝説の魔法！？

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……昔話をしよう、あれは今から30年以上前の事だ。
先に述べた、我が家にSFCが来た年の……前年ぐらいだったはずだ。
当時、ゲームの最先端はゲームセンターにあったと言っても過言ではなかった。某対戦格闘ゲームが大流行していたのもこの時期だった。
まだ幼い私も、親に連れてこられたデパート等のゲームコーナーで目を輝かせたものだった。
そしてある日、目に留まったのは新入荷のパズルゲームだった。某北の地から来たパズルゲームのようなソリッドな雰囲気とは違い、非常にポップで可愛らしいキャラが添えられたそのゲームは、子供の興味を引くにはうってつけだった。
とはいえ、幼い子供では満足にプレイできないようなゲームであることは薄々感づいてはいた私は、しばらく『見』に回ることにした。
そうして他のプレイヤーが遊んでいる様子を見ると……先程も述べた可愛らしいキャラたちが寸劇を演じた後、パズルゲームが開始された。
だが私が衝撃を受けたのはゲームの内容ではなかった……主人公キャラが『ボクっ娘』であることに強い衝撃を受けたのだ！！
そのアンビバレンツな魅力は幼い私には刺激が強すぎた。故に、ある意味では彼女が私の初恋の相手なのかもしれない……。
なお、元々別のRPGのキャラをパズルゲームに出張させたのだと知ったのは、それから10年程経過した時であった。
その頃には彼女の生まれ故郷も倒産しており、代名詞であったパズルゲームも他キャラが主人公を務めたりするようになったが……私としては、やっぱりあの子が主人公であるという認識が残っている。
ちなみに、この前小学生の親戚の子とそのパズルゲームで対戦したらボロ負けしました。老いって……辛いもんだね……。


そんな彼女に敬意を表して、魔法使い繋がりでエルフちゃんにコスプレしてもらいました。
オリジナル衣装もいいけど、『はめきん』及び『よ～ん』の衣装はいかにも90年代ファンタジーらしく、かつビジュアルに外連味が出てくるのでこっちの方が好き。
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