投稿企画「魔王軍を阻止せよ」参加用作品です。

一枚目がi2iでSDXL生成した完成画像、二枚目がi2iでTOPAZ生成した画像、
三枚目が素地としてGRYPHONで生成したオリジナル画像。
四枚目が後述する、分割生成前後のキャラの変化。
GRYPHON→i2i(TOPAZ)→i2i(SDXL)手順です。

今回のように人物が全身像で、画面全体に占める割合が少ないと、どうしても生成品質が
雑になってしまうのは、AI画像生成あるあるで皆さん経験される事ではないかと思います。

縦長で生成すればこの問題は回避できるのですが、私は人物と背景を含めた世界観表現が
好みなので3:2横長比率での投稿に特化しており、この問題は絶えず付きまといます。

これを解決するにはどうすればいいのか、一番簡単な方法は生成解像度を上げる事です。
しかし既にメモリの限界を攻めているので、これ以上解像度を上げられません。
具体的には当方の使用しているグラボのメモリは16GBで、この容量で現実的な生成時間、
5~10分くらいで完了するのが経験上2456×1648pixelくらいまで、これを超えると
メモリ不足で一気に生成時間が5~10倍以上になってしまいます。

そこでまず2456×1648pixeで生成した後、ディテールの欲しい中央人物部分だけを
切り出すと1040×1648pixel、これをi2iで更に1624×2560でアップスケール生成します。
できたら元の2456×1648pixel全体画像へレイヤー合成し、縮小してサイズと位置を
合わせます。

いわゆるオーバーサンプリングと言われる手法で、古い3Dゲームに、MODを使って
テクスチャマップを4K高解像度のものと差し替えてやる事で画質向上させるのと
同じ考え方ですね。
これによってどう変わるのかを示したのが四枚目の画像です。

拘るなら、左右の背景部分や顔だけのアップもこの方法で分割生成してやれば、更に品質が
上がるのでしょうが、そこまでするようなものでもないので割愛しています(笑)

呪文

入力なし

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