ダークエリスの地に滞在し最終日...
魔界に属するこの世界に召喚された椿咲、ミント、幻刃、香苗。
小さな領地が襲われているところ応戦し助けたことがキッカケで
戦場に参じることになったのだが...
①疲弊した山田香苗
香苗「ま、、、まだ来るん?それに、増援も各地補充されてる...終わりがみえんばい💦」
魔王城の近衛騎士とはいえ、まだ見習いの香苗。
度重なる戦いに疲労がピークに達しようとしていた。
②悩める椿咲
参戦当初は実力差から、敵を圧倒していたのだが
数と質量による敵の猛追に、徐々に劣勢に追いやられ
領地の民と少数の兵士達とで最後の砦となる避難所に籠防せざるを得ない状況に。
領地の領主、ここまで頑張ってきた兵士たち、そして領地に住んでいた民からは、
異世界の異邦人である4人は生き延び脱出してほしいと懇願していたが
...椿咲は悩んでいた。
椿咲(ここで、無辜の民、そして頑張ってきていた領主さん、皆さんを見捨てるわけには...)
③あきらめない幻刃
幻刃「敵は待ってくれませんし、可能な限りは応戦するわよ?椿咲ちゃん」
椿咲「まほ...でも貴女もう神威は使えないでしょう?」
幻刃「射撃ならまだ大丈夫。それに白兵戦も覚悟するわ」
椿咲「絶対無理しないでくださいませよ!」
幻刃「椿咲ちゃん、無理しなきゃここは切り抜けれないわ!引くにしろ、切り開くにしろ、覚悟せんと!」
ここにきて、今まで最前線で戦っていた幻刃に備わる胆力は椿咲を上回った。
④同じく、ミントも覚悟を決める
ミント「っしゃ、とにかく砦を守りましょう。これいじょう被害は出させないわよ!」
椿咲「ミント、大丈夫?」
ミント「数が多いのがこんなに厄介とはねぇ💦これから先、元の世界で5億相手にする凄みを今感じるよ...」
戦争は所詮数なのか??
ミントは砦の外に出て、迫る敵を薙ぎ払う。
魔界の魔素のせいか、押し寄せる敵兵は倒された屍の上を踏み歩き、前に押し寄せてくる。
⑤疲弊しても奮起する香苗
香苗(...訓練、さぼってたわけじゃないとに...こんなに差が出るもの?)
自分より若い3人は、自分以上に活躍している。
未来覗が有望され、今は近衛騎士見習いの香苗。
日々の訓練をさぼったどころか、努力は人一倍したつもりだが...
香苗(努力じゃ追いつけない壁はあるのか...だからって!このまま終われるか!)
プライド?それとも仲間への贖罪だろうか...動かない体に鞭を打ち、立ち上がる香苗。
⑥止める椿咲
椿咲「香苗!貴女は先に帰還してください!帰還方法は先ほど伝えた通りですわよ!」
そう、4人は既に元の世界に戻れる方法を教わっており、いつでも戻れる状態だ。
香苗「へへ、椿咲様...主を置いて敗走する近衛騎士とか嫌です!意地でもお役に立てれるよう踏ん張りますよ」
椿咲「貴女、それでも命に係わることですわよ!」
香苗(痛いなぁ💦確かに死にたくないけれど、ここまで来たら引くにひけ...????)
突如香苗の脳裏にヴィジョンが走る...とたんに顔のニヤニヤが止まらない。
⑦香苗の未来覗
椿咲「香苗?どうしたの??」
突然、疲弊した表情から、見る見るうちに希望に満ちた表情に変わる香苗。
香苗「...椿咲様、大丈夫!砦の皆も、助かる!」
椿咲「香苗?何を見たの?まだ未來覗が使えるの!?」
香苗「ぴーんと来ちゃった☆だよね?先輩!」
( ・ิω・ิ)且~ ダークエリスでOsakeストーリー挟める僕
にゃろう!(ΦωΦ)ノシΣ)・ิω・ิ)且∴':;.お茶がぁあぁぁぁ!