ルパン三世と煙草

昭和時代と言えば「煙草」ですね。
体に悪いと言っても、ある意味煙草を吸うのはカッコイイと言われた時代でした。
その頃は自宅や会社内、店内は勿論、電車やバスや飛行機、病院の待合室まで喫煙可能な場所が多々ありました。

就職したばかりの新人の朝の業務は、始業前の30分前に出社して部署内の各机を拭き、簡単な室内清掃をして、
各机の灰皿に山のように積まれた吸い殻を捨てて灰皿を洗って綺麗にしたものを各机に置いていく・・・
のが最初の仕事でした。わずか40年ほど前ですが当然の業務でした。
今では、全く想像できませんよねー。でも、壁が煙草のヤニで黄色くなるくらい室内喫煙は普通でした。
その頃は喫煙室と言うモノはなく、堂々と人前で煙草を吸う。男性の喫煙者率は8割を超えていました。
他人の家に行くとまず一服と言って、煙草を勧められる。各家で灰皿がない家は皆無だったと思います。
喫煙者は子供がいようが、妊婦さんがいようが、全く関係なし。歩き煙草なんて当たり前。
そして吸った煙草の吸い殻は灰皿がなければ、側溝にポイ捨てでした。
今でこそ日本の街はキレイと言いますが、昭和時代の道路の隅は煙草の吸殻が散乱していました。(今の中国と同じです)

若い方で昭和時代を評価する方は多いですが、交通死亡事故や重犯罪発生率は非常に高く粗暴な時代でもありました。
もし私を過去に戻してくれると言われたら、平成時代ですね。
バブル景気が平成時代初期でしたから、あの札束が舞う狂乱景気をもう一度経験したいなーと思います・・・
昭和時代を含んだ前の時代は・・・遠慮いたします・・・(;^ω^)