ゆりなヴェヌル『狂気一式御茶会』【ゆりな育成計画】

今回はゆりなヴェヌルにイヤリングちゃん
(存在しない架空キャラ)を組み合わせて、育成させてみました。
それでは、〈絵物語〉だぜ！

深淵の路地にて、ゆりなヴェルモと共に
たくさんのお宝をゲットした彼女は
発狂しながら喜びを妹に述べる。

「やったZe！ゲットしたZe!」

ヴェルモも笑った

「モモモモ！お姉ちゃん、私は誘惑するための素材をゲットしたモモ！これで、もっと、数多の男を撃墜するモモ！」

ヴェヌルとヴェルモは
双子の姉妹である。

赤い方がヴェヌルでピンクの方がヴェルモ
顔は似ているが、性質が異なる。

ヴェヌルはエレガント狂気
ヴェルモはエクスタシー狂気

ヴェヌルはヴェルモが好きで
ヴェルモはヴェヌルを好きとなる。

「ハグしちゃったらぶっ壊れちゃいそうだね…」

「だね、だけど、イマジネーションハグはできるからね、むちゅ～」

ゆりなヴェルモはキス我慢顔を見せる
この隙にヴェヌルは剣を顕現させて
首を跳ねる！

「勝負…真剣になァァァー！ヒャァァー！」

BERSERKNULLの血が滾る
ゆりなヴェヌル

「狂気エレガントたるもの、狂気を凶器にして、優雅に屠る、フフフフ…ハハハハ…まるで、リスのグラグリの如く…ヒヒヒ」

地面にはゆりなヴェルモの生首が転がっている。そして、その首は虚空へと還り
斬られた内部から声を発する
ゆりなヴェルモ

「モモモモ、モモモモ、お姉ちゃんすごいよ！もっと私を斬って、そして、遊ぼうよぉ！」

ゆりなヴェルモの斬られた部分がモモの頭部へと切り替わる。
ピンク彼女の最大の特徴はモモを接種したことによる、超回復能力であった。
彼女は如何なる攻撃であろうとも、再生する、まさしくモンスターであり、ゆりな育成計画における現状最新型のゆりななのであった。

「勝負を決めるのに最新型ってのは、例外ってのがあるのよ！」

ゆりなヴェヌルも負けてはいなかった

「さぁ、狂宴の席に招こうか！ヴェルモォォー！」

彼女は赤い円の線を発現させると
ペンを取り出して、空虚に文字を書く

固有戦場『狂戦詩』

如何なる強きものも
物語たるには主人公が存在する
強敵なれど不死性は失われ…
主人公には絶対的な勝利が約束される
薔薇が咲き誇り、
空には赤き月が凱旋を祝う
決定的な深紅の審判を汝に捧げる

姉が微笑む悪魔の如く、地獄の如く…
ゆりなヴェルモはそれでも、
物語におけるキーマンとなりたくて
相手役として抗う

「これで私も真剣になれるよォォー！」

絶叫発狂、憂鬱たる平日すらも吹き飛ばすほどの狂気を剣に込めて核心を狙いて
互いがぶつける。

ゆりなヴェヌルがヴェヌル足らしめるのは
文学だった、そして、音楽だった。
ゆりな育成計画における、唯一にして
絶対たる個性を会得したのは…
長年たるニャンノ世界に力強い根を張っていたからだ。

例え、強きもの現れども挫けないのは、シリーズたるゆえに、ながれでている情熱たるや熱きことよ！

「血潮に燃え上がれ！ヴェルモォォー！」

「わっ私だってぇ！ヴェルモもやるんだぁー！」

発狂の姉にして発狂の妹なり…
ゆりなヴェルモにも譲れぬ意地があった

「固有戦場『今日のゆりなヴェルモ』、ミラ壁を召喚！」

「ッ！？」

ゆりなヴェヌルは後ずさる

固有戦場『狂戦詩』は如何なる事象にも抗う、反抗文学が込められており、例え、屈強なる鋼鉄のドラマツルギーなれど、打ち破る破壊力があったのだ。

だからこそ、ヴェヌルは
思った…

何が起きたのだと…

この姉にして、妹あり

驚天動地、深紅に燃えろ！

速さなれどは超人ではない…
ただ書き綴り、奢ることなく
突き進むが道理なれ！

ゆりなヴェヌルは自身の声に
言い聞かせ、穿つが如く突撃する

「狂剣ー即線華終ー」

脳内で思い描くは宇宙の如く広大であった
ゆりなヴェヌルは、単一的次元から、多次元へと進化するが如く、一つの脳にはおさまりきらぬほどの可能性を秘めていた。

ゆりなヴェルモが、視覚領域のエンタメ
ならば
ゆりなヴェヌルは、内在領域のオペラを
魅せる

ゆえに音楽、ゆえに激情の文学たれば
まさに疾風怒濤…とどまることなく、
新しき風を吹き付けて、勢いの様を
映像では終わらせぬ勢いたれば、
すでに言語化不可能の領域に至っていた。

手は既にバグり始め齟齬が生じている。

「無理をするな…では止まらない、我が手…厨Zweiの如く、修羅の如く、筆を持ちて鬼なるか」

ゆりなヴェヌルを見て、ヴェルモは思った。

「これが、姉ちゃん、ミラ壁や風船マルでは、止まらないものを感じる、そう、姉ちゃんは進紅のヴェヌルだっあっ！気持ちいい」

ヴェルモはヴェヌルの最速最狂最攻の一撃によって、再生する間もなく、1頁の欠片もなく消え去った。

消滅してしまったヴェルモ、
如何なる再生力といえども、
文字の断片なくては復元できないように
文字通り、ニャンノ世界において
ヴェルモはいなくなってしまった。

悲しみを綴る…ヴェヌル、
衝撃…激情を悲劇にして歌うのであった。

だが、ゆりなヴェルモから声が聞こえる…

「姉ちゃんが可能性のゆりななら…私も可能性のゆりななんだ…だから、絶対に復活してみせる！」

声が聞こえる…、内部から…
ヴェルモのお腹が妊婦の如く膨らみ

「妹が産まれる！？」

そして、ゆりなヴェルモが腹を割いて、
ばぁー！とする。
ヴェヌルは、現在の事象に危機意識を感じマホウを行使して回避する。

「私思私在」

目の前にもう一人の自分が現れ、
お腹の膨らみを持たせたヴェヌルは爆散する。

容赦なく命を散らす終末じみた
ニャンノ世界…
いや、固有戦場たるものが…
ヴェルモに侵食されてるのか…

はっ！？

ヴェヌルは理解した…

ゆりなヴェルモはモモによる再生力を
有していた。そして、モモは細菌じみた存在であり、細胞レベルにまで侵食する。

すなわち、
ゆりなヴェルモは
空気そのものだと考えれば…

「ふっ、姉ちゃんの完敗か…」

ゆりなヴェヌルはピンクの光に包まれ
爆散するのであった。

可能性のゆりなたれば
可能性のゆりなであり、

物語とは必ずしも
主人公が勝利するものではない…
悲劇たることも在る

なれど、悲劇とは悲しきばかりで
終わるのではなく、魂の浄化を促す

生と死の狭間の世界で
ゆりなヴェヌルはヴェルモの手を繋ぐ…

「ヴェルモ…」

「おねえちゃん…」

ヴェヌルとヴェルモは、
かくして狂宴を終わらせた。
互いにまだまだ未熟であり、
発展途上なれど、満足していた。

万人にとっては退屈かもしれない…
されど、自分が良ければ全て良し
として、彼女たちは再生する。

枯れたままの植物はないように…
地面からは二つの芽が出て
空には雨が降り、
赤とピンクの薔薇から、
2人のゆりながそれぞれの光によって、
変身する。

常識たる存在が暴れゆく…
常識たる憂鬱が木霊する…
常識は狂気に移り変わり
狂気は恍惚と優雅さを生み出した。

創造は無限大、
ゆりなヴェヌルとゆりなヴェルモは
可能性を語り合って、ハグをしキスをする。

私であって私たるものを考える。
それぞれのゆりながいて、
それぞれの世界をぶつけあった。
愛たるゆえに激突し、
心情を語りあった2人の絆は
かたく咲き乱れる。

「姉ちゃん…好きよ…」

「あぁ、我が妹よ…」

妹のヴェルモを抱え、
庭園の外を出る。

「眠くなってきちゃった…お姉ちゃん、絵本読んで」

「仕方ないな、狂気の本にするかい、それとも憂鬱の本にするかい、フフフ」

「姉ちゃんらしいね…モモモ」

常軌を逸してこそ、世界は拓けるのだろうか。此処までにゆりなヴェヌルは、普通という事象を何度も超えて崩壊していた。

手や足や…時には世界が崩壊する感覚を…、ヴェルモの誕生が、ヴェヌルの世界観を大きく変えるファクターであった。

これは変化であり、風である。
桃の桜が生えてきて、ゆりなヴェヌルは果実を食らう。眠るヴェルモの顔を見て、思う言葉は

「山桜歌」

『狂気狂乱Bloodly』
Song(SunoAI)
https://suno.com/song/f09155d9-d3c3-42f8-8ce0-7b260580721d

(猫メモ)
猫、駆ける、猫、歌う、猫、飛ぶ
月の如く、猫、止まる、狐、見る
物陰の如く、闇の中で、猫、憧憬
象形文字、猫、🐱は🤡に変化する
🤡は🐱か？🐱は🤡か？交錯する👻
影が僕らを暴走させる、月の照らす夜は
眠りなさいと呼び掛ける、
Melancholy心情系、
仏の如くにゃ生きられない
🐱は定期的な狂気をヴェヌルから
接種しなくては生きられない存在に
なってしまった。
これが、いわゆる推し活か？
🍣たるようにトンカツが
絵文字にはでないから、
平然を装って🤡の如く🕺をする。
ダンス🕺ダンス🎰
まるでスロットのようだと
戯れの歌詞が狂気を作った。