何か隠してないか?

使用したAI UL生成機能
隊員:「報告以上ですっ!」
重力制御が微かに唸る第七軌道巡航艦《オルフェウス》。艦体中央通路に立つ強化外装隊員
は 星々を背に敬礼した。
隊長:「了解した、失敗の原因は演算誤差だな。以後、量子補正を忘れるな」
隊員:「は、はいっ!」
隊員:「モジモジ…」
隊長:「ん…、まだ何かあるのか?」
隊員:「…いえ、何もありませんっ!」
彼女は一瞬視線を泳がせた後、慌てて否定した。
(ううっ、重力ポケット回収任務失敗のせいで、またプレゼント渡しそびれちゃったな・・)
彼女の装甲内収納スペースには、ダークマター精製区画で密かに作って貰った個人用
プレゼントがあった。「隊長専用・恒星フレア耐性マグカップ(試作品)」
~その時、彼女の装甲AIが無慈悲に宣告する。
《未登録物品を検知。艦内規約第88条により、報告を推奨》
隊長:「……今、俺のインプラントにも通知が来たが?」
隊員:「あっ、ち、違います! これは兵站用の……えっと……士気向上用個人装備です!」
隊長は少し沈黙し、そして小さく笑った。
隊長:「なら没収だ。――俺が使う」
隊員:「えっ……!?」
(や、やった……! 任務は失敗したけど、心距離の収束演算は成功ですっ!)
通路の天井で、星雲が一段明るく瞬いた。
~完~

一枚目がi2iでSDXL生成して仕上げた完成画像、二枚目が素地としてDIRTで生成したオリジナル画像。
DIRT→i2i(SDXL)手順です。

呪文

入力なし

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