燃え上がるような赤い月を背に、彼女は静かに剣を構えた。
風が砂を巻き上げ、遠くの兵影が揺らめく。
「……ここで終わらせる。わたしの戦いも、お前たちの悲劇も」
その声は低く、しかし揺るぎない決意を帯びていた。
長い髪が月光を受けて流れ、刃先には微かな炎が宿る。
迫り来る影を見据え、彼は一歩、前へ。
赤月の光が、孤独な戦士の背を押していた。

呪文

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