小説『ダンボールニャウス完成にゃ♪』【ニャンノ世界】

【構成要素】
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【絵物語SNS版】

【ニャンノ世界】
『ダンボールニャウス完成にゃ♪』
猫耳の日向コニャツは斜陽学園の学園生、今日は海野こなつちゃんと
ダンボールニャウスを茶飯事の手伝いもあって無事、完成することができ、嬉しさに満面の笑みを浮かべる。此には猫化した妹のニャミカもにっこりだった。

【絵物語】
『ダンボールニャウス完成にゃ♪』

サザエさん症候群に陥りがちな
こなつちゃんの様子を見て、
日向コニャツと妹の日向ニャミカ
そして、コニャツの幼馴染み、茶飯事が訪ねてきて、こなつと一緒にダンボールで家を作ることに、

「今日、PuiPoint失効日だな～」

「茶飯事まだ、使いきれてないの」

「そう、でも、こなつの姿見たらさ、一緒に何かしてあげたいなと思ってさ」

茶飯事はこなつがサザエさん症候群になってしまう原因には、寂しさも関係あるのではないかと思ったのだ。

「一人で作るのは楽しいさ、けどよ、誰かと何かを作ったらさ、サザエしん症候群も楽しいものになるんじゃないかなって」

「なんだか、茶飯事、お兄ちゃんみたいにゃ」

コニャツがくすくすと笑う

「なっなんだよ！俺が兄って、まぁ、考えたこともあるが、俺はただ、こなつが楽しいって感じられる場を作りたいんだよ」

「茶飯事はツンデレってやつだにぇ～」

猫化姿の日向ニャミカが、ニャンニャンと鳴く。

ますます頬を染める茶飯事、
日向姉妹に頭が上がらないようだ。

その様子をこなつは見て、

「日向姉ちゃんとニャミカと、お兄さん…その、ありがとう…」

と、普段とはうって変わって真剣な、それでいて、素直になれない純情さが、彼らの心にグッと来た。

「よし！さぁ！どんどん、内装とかも作っていくにゃり」

「にゃあー！」

「ニャミカは手伝うんだぞ」

「アタシは、ひるねぇ～」

彼らの姿を見て、
こなつもダンボールニャウス制作に励む…、今日のご飯は皆でカレーライスを食べ、それから、制作を続けていく。

「できた～！」

そして、ダンボールニャウスができて、歓喜の声をあげるコニャツ
とニャミカ

「よし、記念写真だ、はい、チーズ」

パシャリ

ダンボールニャウス完成を写真におさめる。

こなつは心の中で日誌を書く、
心の日誌である。

(今日は、コニャツちゃんや皆と何かを作るってこんなにワクワクするんだって、嬉しかった。明日は憂鬱な月曜日ってことには変わらんけど、私は、歩む、このダンボールニャウスをどんどん彩っていくのもいいんじゃないかって思ったから)

ダンボールの中に大切な宝物
其は見えないけど確かに
其処にある…かけがえのないココロ

(猫メモ)
本作はアグロ🐟️様の作品
『日曜日が…終わる・・・。』
https://www.chichi-pui.com/posts/1a2f245d-4228-4ca8-a317-2ef9d2923074/
でのダンボールに入る海野こなつさんから、この遊びは、ダンボールハウスを作って、その中で暮らすごっこをしてるのだなとなって、久しぶりに猫耳族の日向コニャツと共に何か作品を制作するかとなって、絵物語ができました♪
ダンボールで何かを制作するのは、子供の頃、ワクワクしたもので、加えてちっちゃな頃は
ダンボールハウスの中に入って
いたなとなって、懐かしい気持ちになれて、今後もニャンニャンダ島で日誌を綴り、島猫ライフを創作していきたいなと思いました✨

(追記)
物語で書いたカレーライスの場面を、
アグロ🐟️様の作品
『今日はカレーだ！』
https://www.chichi-pui.com/posts/4faaa2c5-12ff-4006-9401-db437a11e74d/
にて創作してくださり、とても嬉しい気持ちになりましたにゃ♪